□期限切れになった port が更新されない
# db5-5.3.28_8: Tag: expiration_date Value: 2022-06-30
# db5-5.3.28_8: Tag: deprecated Value: EOLd, potential security issues, maybe use db18 instead
FreeBSD のports を利用している。
subversion が apr1 を必要とし、apr1 が db5 を必要とする。
db5 が EOL のため、db18 にしたいのだが、7月になっても apr1 が更新されない。
□帰結
db5 / db18 をインストールしないことにした。
subversion のオプションを調べると " BDB=OFF" になっていた。
apr1 を利用しているのは subversion だけなので apr1 のBDBオプションをオンからオフにした。
□db18への乗り換え模索
最初、db5 の代わりに db18 をインストールする方法を調べた。
/etc/make.conf に "DEFAULT_VERSIONS+= bdb=18" と設定する方法があった。
これでうまくいったとの報告もあったが、make / portmaster ともに反映してくれなかった。
/etc/make.conf に設定する方法が反映されないのは、他の設定でもおきているので、私の環境の問題かもしれない
コマンド "portmaster -m USES=bdb:18 devel/apr1" を実行してみた。
db5 ではなくdb18 をインストールはじめたが、db18 を延々とインストールしようとしてループしてしまった。
" USES=bdb:18" は /usr/ports/CHANGE の 20160426 にある記述。
ここで今回はお手上げ。
apr1 と BDB を利用する ports を今後利用することになったら不具合が生じることになるかもしれない。
忘れないようにしたいが、たぶん忘れてしまうのだろう…
□追記:2023.04.04
apr1 をapr-1.7.3.1.6.3からapr-1.7.3.1.6.3_1にアップデートする時に不具合が生じた。
"pkg-static: Unable to access file /usr/ports/devel/apr1/work/stage/usr/local/lib/apr-util-1/apr_dbm_gdbm-1.so:No such file or directory" というエラーがでてインストールに失敗した。
しかもアップデートする過程で apr-1.7.3.1.6.3 を削除した後、インストールに失敗し、復元されずに削除されたままになった。
pkg info から消えてしまい、"pkg info -rd subversion" をすると "apr-(null)" と表示されていた。
FreshPortsで確認すると
devel/apr1: Update BDB support
* Allow no BDB
* Correct license with BDB 18
* Spelling
とあった。変更していたオプションが修正されたことによる可能性が高い。
"make rmconfig" した後、無事インストールできた。