週刊これは夢?!

それとも…。
すぐ忘れちゃうので備忘録用ブログ。
週1ペースで書くことを、ゆるい目標にしていました。

センター試験などのマークシートにシャープペンシルを使ってもよいのか

2017-01-16 | 道具
センター試験では、マークシートに記入する筆記用具が、「黒鉛筆(H,F,HBに限る。…)」とされている。
シャープペンシルは「メモや計算に使用する場合のみ可、黒い芯に限る。」とされ、持ち込みは許可されているが、マークシートの記入には使ってはいけないことになっている。

昔、シャーペンを使えないことに疑問を感じていた。
マークシート用のシャープペンシルも売られている。
それなのに今でも使えないことに驚き、ちょっと調べてみた。


□シャープペンシルがマークシートに許可されない理由の可能性
・鉛筆とシャープペンシルでは、芯の成分が異なるため、機械の読取精度が落ちる可能性がある。
・塗り方によっては、人間の目では塗られているように見えても、機械が読み取れるとは限らない。
・シャープペンシルの跡が紙に残る。消しゴムでマークを消しても跡は消せない。
 この跡を機械は「塗られている」と読み取る。

マークシートの読み取り機は、マークシートに光をあて、反射を16段階で判断しているらしい。
また、マークの読取エラーもかなりあるらしい。


□マークシート用のシャープペンシル
マークシート用とされるシャープペンシルはいろいろある。
芯が太くなっているので、跡は残りにくい可能性がある。
ただ、芯の出が少なく、金属やプラスチックの芯軸が紙にあたった場合、跡になる。
シャープの芯そのものも専用のものとは限らない。
単に普通のシャープペンシル用の芯を太くしただけかもしれない。


□シャープペンシルを使うことのリスク
まずはシャープペンシルで書いたマークを機械が読み取れるかどうかという問題がある。
おそらくは、普通のシャーペンでもほとんどは読み取れると思う。
ただし、書き跡が残ること、芯の成分の違いによる読取精度への影響が排除できない。
マークシート用の芯が太いシャープペンシルなら書き跡の問題はほとんどなくなる。
しかし、芯が出ていなかった時の芯軸の跡、シャープの芯の成分の問題は残る。

さらに、試験監督の判断という問題がある。
センター試験の「所持品の取扱い」の規定の中に、シャープペンシルには
「メモや計算に使用する場合のみ可」という但し書きがある。
シャープペンシルをマークシートへの記入に使用しても、自己責任として黙認され、見咎められる可能性は低い。
なぜなら、使用によって受験生が特別有利になる訳ではないこと、マークの読取りミスによる不利益が本人に生じるだけであること、またいわゆる「不正行為」には該当しないためである。

しかし、「監督」には色々な人がいる。
「文字通り」の規定の遵守を求められる可能性はある。
試験の最中にシャープペンシルの使用を止めるように言われる可能性を、完全には否定できない。
その場合、確実に集中が乱されるだろう。
シャープペンシルを利用するとしても、鉛筆も用意しておいた方が良いだろう。


□結論
シャープペンシルを使うことのメリットとリスクを比較して選べばいい。

私なら鉛筆を使う。
マークは機械が読めるように書かなくてはいけない。
自分の目で見えたものだけで判断してはいけない。

人間の目ではシャーペンと鉛筆の違いを区別できない。
だからシャーペンを使ってもいいじゃないか!と思う。

でも、マークシートには「黒鉛筆」しかもH,F,HBが指定されている。
これは、「機械が読み取りやすく、かつ、読取りエラーになりにくい筆記具」ですよ、という意味ではないだろうか。

シャーペンでも、他の芯でも、「読み取る」ことは出来ると思う。
でも、機械の読取り結果に、悪影響はあれど良くなることは考えにくい。

試験に向けたそれまでの努力を考えるた時、私はシャープペンシルを使うリスクは排除したい。
だから私なら鉛筆を使う。


もっと積極的に鉛筆を使うことを考えてみる。
自分好みの鉛筆を探す。この鉛筆を使うことで気分を上げる。
マークするのに必要な本数を調べてみる。
あらかじめ用意しておけば、鉛筆を削るデメリットをなくせる。
上質の鉛筆けずりを用意し、休憩時間に鉛筆を削る。
上質な鉛筆けずりの使い心地の良さを利用し、集中力を高める。
とか?

φ(.. )

AutoHotkey の連続入力に失敗する

2017-01-15 | 電脳

AutoHotkeyというキーボードマクロソフトを使っている。
"Ctrl + C" でコピーをするといったショートカットキーをもっと便利にして、もっといろいろできるようになる感じかな。
よく行うコマンドを登録しておくと、とても便利になる。

このAutoHotkeyを使って、windows上で emacs風キーバインドを再現している。
カーソルなどの上下移動のために、"Ctrl + N" や "Ctrl + P"を連続で入力していると、
カーソルの上下移動が途中で失敗し、windows本来のショートカットキーが「誤入力」されることがある。

たとえば、カーソルが移動せずに、"n"とか"p"とかが入力されたり、
新規ドキュメントが開いたり、印刷プレビュー画面が開いたり。

AutoHotkey の問題かもしれないとしばらく考えていたのだけれど、AutoHotkey 自体では対策がわからなかった。
その代り、対処策をみつけることができた。
キー入力に AutoHotkey の処理がおいついてないのではないか?
それなら、キー入力を遅くしてあげれば良いのではないか、と。

そこで、「コントロールパネル」→「キーボード」→「表示の間隔」と選び、70%程にしてみた。
ソフトによって完全ではないものの、明らかに「誤入力」の回数は減少した。
wordはソフト自体が重いのか、たまに誤入力がおきてしまう。
とは言え、かなり長い間連続入力しないと発生しなかった。
実用上は許容できる範囲内だと思う。
気になるならもう少しキーボードの表示の間隔を遅くすれば良いかな。

 

追記:2026.06.16
コメントで2021.11.02に「SetKeyDelayとかを使えば入力漏れは起きないかもしれません。」と教えていただいた。
気になっていたものの試すことができずにいたのだが、忙しい時に「誤入力」が頻発したので、調べてみた。(試験前に部屋の掃除をするやつです)

私が使っていた設定を調べると、「SetKeyDelay 0」になっていた。

あー、これかと「SetKeyDelay 20」にしてみたが、PCによって再現したりしなかったり。
ためしに3000とかにしてみても変化なし。
もともとの設定で「0」に指定されていた理由があるはずだと思ってもう少し確認してみた。

SetKeyDelayの基本値はAuto-executeセクションで指定する必要があるとのこと。
正確なこと、個別に設定する方法はわからないのだけれど、ファイルの最初に設定しておく必要があるらしい。

たしかにemacs風キーバインド用ファイルの先頭にSetKeyDelayの設定がされていた。
ただ私は複数の設定ファイルを読み込んでいて、emacs風キーバインド用ファイル を最初に読み込んでいなかった。
結果、SetKeyDelayの設定が有効になっていなかったと思われる。

そこで、SetKeyDeleyの設定を最初に読みこむファイルの先頭に記入してみた。
今の所、エラーはでなくなったように思う。

感謝!!!