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キャスト紹介<石井真編>

2010-02-08 05:46:18 | Weblog

本日をもって

稽古場での稽古は全て終了となりました。

最後の通し稽古を行ったわけですが、

本日も米倉千尋さん、近江知永とPaletteさん、Suaraさん(二度目)

の三組の日替わりゲストさんがいらしてくださいました。


小さなトラブルはいくつかありましたが、

さすがに最後の通し稽古という事で

皆さん気合いの入ったいい演技を見せてくださいました。


本番ではお客様からのパワーを頂き

より素晴らしい芝居をお見せ出来る事でしょう。


いよいよ明日(というかもうすぐ)小屋入り。

優秀なスタッフ達による素敵なセット作りが

行われます。


さて、この<キャスト紹介シリーズ>

本当は本番が始まる前に全員の事を書きたかったのですが、

ちょいと厳しそうです。

全くもって間に合いそうにありません。


一瞬、

石井をスルーしようかとも思ったのですが

さすがにそれは出来ません。

彼は今回、非常に重要なポジションを

担ってますからね。


今回の舞台、全員が全員

替えが効かない感じではあるのですが、

石井の役は特に替えが効きません。


今回の石井がやる役、

全世界中探しても

石井以上にこの役に合う人はいないと思います。

正にワンアンドオンリーって感じです。


彼の真面目さ、真っすぐさ、いじりやすさ、無駄に濃い感じ、

彼の持つ良い所をすべて取り入れた感じの役であります。


本人は気付いてないかもしれませんが

実は物凄い役にチャレンジしてるのです。


話をまわす役であり濃いキャラという

中々両立させ辛い役に挑戦してもらっているのです。


話をまわす役というのは、基本的には

何色にも染まってない無色透明な感じのキャラ設定が

必要とされる場合が多々あります。


その役のフィルターを通して

それぞれのキャラをお客様に把握させる必要があるのでね。

話をまわす役のキャラが濃過ぎると

他のキャラが際立たなくなるわけです。


幸い、今回どのキャラも

半端じゃなく際立たせる事が出来ました。

なので、

話をまわす役である石井のキャラがどれだけ濃かろうと

それほど悪影響を及ぼさない感じになりました。


よって遠慮なく

濃いキャラに仕立て上げました。

ホントに遠慮なくです。


これがものの見事に成功しました。

物凄いハマりっぷりです。

多分

石井の役者人生において

一番のハマリ役なのではないでしょうか。

おそらく

石井本人は気付いてないでしょうけどね。


この役を石井以外の役者がやってる姿を

全くイメージする事が出来ません。

そのくらいのハマりっぷりです。


あとはね。

本番で何かやらかさないかって心配だけです。

とりあえず

稽古場での<やらかし度>でいったら

ダントツのナンバーワンですからね。


ただそれも含めて(?)

それが石井の良いところでもあります。


何かやらかしても

みんなが微笑ましく見てる。

失敗しても何か笑える。


それもこれも

普段石井がどれだけ真面目に取り組んでるかを

みんな知ってるからです。


演出家としてみればね。

やらかしてもらっては困ると言いますか、

勿論、完璧にやってほしいのですけれどね。

たとえやらかしたとしても

それを補って余りある人間的魅力があるのでね。

やらかしも

いいスパイスになるのかもしれません。

いや、知りませんけどね。


とにかく

石井のファンという方が

もしこの世におられるとするならば、

今回の石井の雄姿は

絶対に見逃すべきではございません。

破壊力抜群です。


そうそういませんよ。

共演していて

こんなに笑いをこらえなきゃならない人間は。


お客さんは遠慮なく笑っていいので楽です。

共演者は笑ってはいけないのでツライです。


でもしょうがないですね。


そんなキャラに仕立ててしまったのでね。


ある意味・・・


自業自得です。

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キャスト紹介<高乃麗編>

2010-02-07 04:50:05 | Weblog

さて

いよいよ稽古場での稽古も明日

というか、今日で最後です。


振り返るとあっという間ですね。

皆と共に全速力で駆け抜けた感じです。

そして芝居は

一日毎に確実に良くなっております。

毎日何らかの新しい発見があります。

これはきっと千秋楽まで続く事でしょう。


そして残念ながら

この<キャスト紹介>シリーズ、

初日開くまでに全員を書き終える事は

ちょっと厳しそうですね。

石井の紹介をカットするとか

そういう荒技を使わないかぎりね。

何せ起きてる時間は何かしらの作業をしてるのでね。

ブログを書く時間を作るには

睡眠時間を削るしかないわけですから。


ま、でもね。

素晴らしい人達が揃ってるだけに

一人でも多くの人を紹介したいのでね。

行けるとこまで頑張ってみます。


という事で

今回紹介させて頂くのは高乃麗さんです。

<サクラ大戦>等、声優で御活躍されているのは勿論、

リマックスという事務所の社長さんでもいらっしゃいます。


僕と麗さんの出会いはですね。

多分麗さんは覚えてらっしゃらないと思いますが、

10年程前の<ターンAガンダム>という

僕のアニメデビュー作品で御一緒させて頂いたのが最初でした。


何せ僕は初のアニメの現場。

右も左も分からず、

専門用語が何のこっちゃ分からず、

どのマイクに入って良いのかも分からないといった感じの

ペーペーオブペーペーでした。

あの、今をときめく福山潤ですら

そんな感じでしたからね。


そんな中、

シリーズの途中から颯爽と登場された麗さん。

実にカッコ良かったです。

プロとはこういう人を言うんだなと

感心しきりでした。


帰りの駅のプラットホームでバッタリお会いしても

畏れ多くて話しかけるのを躊躇するほどでした。

今の僕からは想像出来ないでしょうけどね。

そのくらい威厳がございましたし、

僕もその頃相当シャイだったのでね。


その現場では、

挨拶をさせて頂くくらいで

おそらく会話らしい会話はしておりません。

そのくらい雲の上の存在の方でした。


その後ちょいちょい色んな現場でお会いし

少しだけ会話させて頂くようになってはおりましたが、

本当にちゃんとお話させて頂いたのは

じつはこの舞台のオファーの時でした。

高円寺にある喫茶店での出来事だったと思います。


その当時、頭の中では

四姉妹がアイドルを目指すという

今回の舞台の設定は既にありました。

そしてその母親となる存在の必要性も

既に感じておりました。


女手一つで四姉妹を育てるという

芯の強い感じの母親の必要性をね。


僕の頭の中で真っ先にある方が浮かびました。

そう・・・

麗さんです。


何というか

イメージにぴったりでした。

演技力は勿論、

存在のでかさ的なところでね。


この役は何と言いますかね。

肝っ玉母さん的と言いますかね。

言葉遣いが汚くとも嫌な感じに聞こえない、

迫力の中にも繊細さが必要とされる

非常に難しい役でございます。


ただ、麗さんをイメージした時

割と簡単に合致したのでね。

後は

麗さんさえOKしてくれればという感じでした。

ありがたい事にその場でOKを頂きました。


その瞬間、

この作品の骨格となるべき存在を得たな

という手ごたえみたいなものを感じました。


稽古に入ってからは、

それが間違いでなかった事を確認するのみでした。

まさにプロの仕事をして頂いております。


そして勿論ね。

麗さんファンの方が狂喜乱舞するようなネタも

ちょいちょい仕込んでおりますよ。


ま、とにかく

僕が大先輩である麗さんに演出をつけるという

非常におこがましい感じの状況にあるにも関わらず

嫌な顔一つせず

僕の要求に応えようとしてくださる姿勢に

恐縮すると共に

多大なる感謝の念を覚えております。

正直言いまして、

プライドばかり高いベテランさんの扱いが一番苦労するのでね。

現場の空気も重苦しくなりますしね。


そういう意味では、

麗さんの稽古場での居方は素晴らしく

僕は本当に助かりました。

若手達に変なプレッシャーを与える事もなく

御自分の仕事を全うするという

まさしく<真のプロフェッショナル>でした。


皆様・・・

プロの仕事っぷりを楽しみにしててください。


そして・・・


麗さんが生まれて初めて身に着ける


○○○○衣裳!


度肝を抜かれる筈です。


レア度は半端じゃございません。


皆様がどよめく姿が目に浮かびます。


どうぞお楽しみに!

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<緊急企画>発令!

2010-02-05 03:31:50 | Weblog

昨日、初めて衣裳を着けて通し稽古を行いました。

衣裳を着けると

皆さすがに本番モードになると言いますかね。

いい緊張感の中で通し稽古が出来たと思います。


更に昨日は

日替わりゲストとして出演して頂く

Suara、いとうかなこ、橋本みゆきのお三方にもお越し頂き、

実際に通し稽古に出てもらいました。

例のあの曲を三人がメドレーで歌うという

何とも豪華なゲストコーナーになりました。

観客としてもかなり楽しんで頂けたようで、

僕としてはホッと一安心といったところであります。

やっぱり楽しくない作品に出てもらうのは

失礼と言いますか、心苦しいのでね。

ひとまずは良かったという感じではありますが、

この作品、もっともっと進化できる筈なのです。

もっともっと面白くなる筈なのです。

後はもう、役者さん達にもうひと頑張りしてもらうしかないですね。

勿論僕を含めて。

彼女達、彼等達はもっと出来る筈なんです。

「これでいいや。」

って思った時点で成長は止まってしまうのでね。

皆のプロ意識に期待しつつ

最後の最後まであがき続けたいと思っております。


それはそうと、

前回の更新で

<俺に抱かれる券>

なるものが発行されるとアナウンスしましたが、


あれほど口酸っぱく

女性ファンの皆様へ

と申しているのにね。


コメ欄見てね・・・

絶望した。


まさに・・・

絶望先生ですよ!


抱かれたい発言してるの・・・

男ばっかじゃないっすか!



いいですか?


・・・考えてみてください。


バレンタインに

男が男にチョコをあげる。

そして・・・

抱かれる。


しかも抱く方は中年。

ひょっとすると・・・

抱かれる方も中年。


どう考えても・・・

気持ち悪いでしょうに!


抱くのは

あくまで女性限定でありますから。



・・・ただね。


不思議なものでね。


これだけ求められるとね。


「ま、ちょっと位いっかな。」


とも思えてくるわけでしてね。


一日位、

そんな日を設けてもいいかなと

思い始めましてね。


たしか前回の時も

一日だけ<サイン会>を催しましたしね。


というわけで・・・

急遽、一日だけ設ける事にしましたよ!

性別関係なく

<俺に抱かれる券>が発行される日をね!


それは・・・

12日金曜日

であります!


何故ならば

この日が唯一の一回公演の日だからです。

他の日は毎日二回公演なのです。

(10日はゲネプロがあるので二回公演をやるみたいなものです)


二回公演の後に抱く

つまり・・・

<ぶつかり稽古>をするのは

体力的にちと厳しいものがあります。


一回公演の後でしたら

まだ体力も多少残ってそうです。


そんなわけでね。

急遽決定致しました!


12日に観劇される方で

僕宛てにチョコ持参の方全員、

もしくは

物販お買い上げの方の中から希望者全員に

<俺に抱かれる券>が発行される事になりました。


つまり

12日に来られる方は、

チョコレートガールズ四姉妹からチョコをもらえるかもしれないし

俺に抱かれるかもしれないのです。


あるいは

チョコレートガールズから貰ったチョコを俺に渡し俺に抱かれるという

裏技

のような事も可能なのです。


もう・・・

覚悟を決めました。


俺・・・


抱きます!


男も女も関係なく抱きます!

かたっぱしから抱きます!

ちぎっては投げ、ちぎっては投げみたいな感じで

次から次へと抱きます!


この日だけは、


俺・・・


男も抱きます!


たとえ・・・


相手が中年であろうとね!

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