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ご無沙汰しちゃっております。
前回の舞台の余韻を味わう間もなく
次の舞台の稽古に入ってます。
只今、膨大な量のセリフを入れてる最中であります。
けどね・・・
どうやらね・・・
僕の中のメガバイトは一杯のようです。
色んなものが既にパンパンに入っちゃってます。
空き容量があんまない感じです。
パソコンのようにね。
色々整理出来たらいいんすけどね。
所詮・・・
しがないアナログ中年なんでね。
そういうわけにはいかないみたいです。
むしろ・・・
前回の公演のセリフも全部残ってたりしてます。
今なら・・・
一日で二つの芝居に出るという
離れ業も可能かもしれません。
・・・やっぱ、いいです。
舞台が連チャンしておりますが
稽古は全然苦ではないですね。
芝居の毛色が全く違うし
稽古の進め方も全く違うんでね。
むしろ、
いい気分転換になってるくらいです。
そんな
ハードながらもいい感じで稽古を進めてる次の舞台、
題名は
「仙丹とエリクサー」
といいます。
題名だけだと何のこっちゃという感じですが、
＜不老不死＞のお話といいますか
＜死ねないヒト＞のお話です。
僕個人的には
凄く興味のあるテーマといいますかね。
物心ついた頃から常に頭の片隅にあり、
特に１０代後半から２０代前半にかけて
非常に興味を持って探求した分野であります。
これを語り出すと
ホントに長くなるのでやめますが、
端的に申しますと
幼い頃から
＜死ぬ恐怖＞
より
＜死なない恐怖＞
を感じてたといいますか。
「自分の意識があり続ける事は＜究極の＞恐怖」
だと思ってましたからね。
なのでね。
＜死なない事＞
もしくは
＜死んでからも意識がある事＞
という状況は
僕には非常に恐怖に感じられたのであります。
出来れば
＜無＞
になりたかったのです。
何故なら
＜生＞
には常に
＜不安＞
が付き纏いますから。
かといって
別に死にたいというわけではありません。
死んだからといって
＜無＞
になれるとは限りませんから。
というか
＜無＞
を自覚するという事はありえないのでね。
「俺、今＜無＞だ。」
って確認出来た時点で
＜無＞
じゃないですから。
という事は
＜無＞
を体感する事はありえないという事です。
逆に言えば
＜自分が自分であると認識する感覚＞
は
＜永遠＞
なわけです。
＜自分が自分であると認識する感覚＞
を
＜生＞
だとするならば
僕は永遠に
＜生＞
しか体感出来ないのです。
＜生＞
つまり
＜自分＞
と
＜他＞
という
＜相対的＞な世界に永遠に居続けるわけです。
これ、冷静に考えると非常に恐ろしい事です。
何があろうと無くなれないわけですから。
考えに考えたところ、
一つの結論に達しました。
「それを受け入れるしかない。」
と。
自分に起こる事すべてを受け入れるしかないと。
どうせ受け入れるならそこに何かを見出そうと。
どうせ＜相対的＞な世界にいるのなら
なるべくなら＜ハッピー＞を享受しようと。
＜生＞を楽しもうと。
・・・すんません。
長くなってしまいました。
また別の機会にします。
今度客演する劇団さんは
劇団ビタミン大使「ABC」という所でして、
主宰の宮川さんとは付き合いも古く
以前にも何回か出させてもらっています。
テーマはテーマなんですが、
この劇団さんの持ち味は
テンポ感のあるコメディなのでね。
暗く、どんよりとしたものにはなってないです。
以下、詳細です。
劇団ビタミン大使「ABC」公演
「仙丹とエリクサー」
場所 ：シアターサンモール
期間 ： 2008年9月12日（金）～15日（月・祝）
開演 ： 12日（金）＝午後7時30分
13日（土）と14日（日）＝午後3時と7時30分
15日（月祝）＝午後2時と6時
料金 ： 前売3,500円 ・ （当日4,000円）
高校生以下割引2,000円（当日、学生証をご持参下さい）
前売取扱 ： チケットぴあ 、ローソンチケット 、イープラス
そして
劇団ビタミン大使「ABC」webショップ「ビタみせ」
http://dp00006295.shop-pro.jp/
でも扱ってるようです。
とにかくね。
膨大な量のセリフと
膨大な量の着替え
に挑戦しております。
役の設定上仕方のない事とはいえ
おそらく裏では大変な事になってます。
ほぼ運動会です。
間に合わず
着替えきれてなかったらごめんなさい。
何か見えちゃってたらごめんなさい。