早速ですが
<キャストについて一人づつ語る編>
始めたいと思います。
始めたのは良いのですが、
舞台が終わるまで
正直、凄いスケジュールです。
全員書き切れる自信は・・・
あまりありません。
というか・・・
7月末に紀伊半島に旅行に行って以来
休みらしい休み、取っておりません。
舞台が終わるまで何とか持ちこたえてくれよ俺!
という感じです。
まぁ、稽古場が楽しいんで
かなり救われてますけどね。
そんなわけで
<キャストについて一人づつ語る編>
まず登場して頂くのは・・・
桐本琢也!
彼と最初に会ったのは
たしか10年ぐらい前でしたかね。
何だったか忘れましたが
とにかく<映像>の現場でした。
そう、お互い<声優>としてではなく
<俳優>として出会っているのです。
地方ロケとかあったんで同じホテルに泊まったり、
そもそも同い歳なんでね。
すぐに仲良くなりました。
その後も一緒に河口湖に
ブラックバス釣りに行ったりしましてね。(一匹も釣れなかったけどね)
ちょくちょく交流はあったのですが、
最近は現場が一緒になる事も殆どなく
顔を合わす機会はしばらくありませんでした。
ただ、この間参加させて頂いた
「アイシールド21」の現場でニアミスだった事が判明し、
その事を電話で話してた所
何かの流れで
「今度の俺の舞台に出ない?」
みたいな流れになったようです。
何でそんな流れになったのかは
よく覚えておりません。
たしかちょうどその頃
話の筋を背負う事の出来る力のある役者を
探していたんですね。
司令塔のような役目と言いますかね。
何せ次から次へと<色物>な感じの人が
出てきますからね。
それをさばく役目の人が欲しかったのです。
実力がないと厳しいポジションです。
その流れで
桐ちゃんなら大丈夫なんじゃないか?
と、ふと思ったんでしょうね。
何か知らない間にオファーしてました。
声優業は勿論
何せ<青年座>所属ですから
舞台経験も豊富ですしね。
ただ逆に言いますとね。
青年座でちゃんとした芝居を作って来た事が
最初の頃、逆に障壁になってたといいますかね。
要するに、今回やろうとしてる事が
<ちゃんとした芝居>の対極にある<俺ワールド>なんでね。
おそらく今まで一回も求められた事がない
キャラや表現方法を
僕から求められてるわけです。
そりゃあ、戸惑わないわけがありません。
ま、でもね。
流石に対応力は素晴らしく、
開き直ってくれてからは
<俺ワールド>で良いんだと思ってくれてからは
あっという間に役を自分のモノにしてきましたね。
ただ・・・
セリフ量が半端じゃない。
そして彼も・・・
僕と同じく・・・
初老です。
何とか最後まで無事乗り切ってくれる事を
願う次第であります。