本日6月2日で開院12周年を迎えました!
干支でいうとひとまわり、キリの良い数字ではないけれど感慨深いものがあります。
現在0歳から92歳まで、幅広い年齢の患者さんが来られていますが、この1年で患者さんのお子さんを診る機会が増えました。
子どもにも鍼灸治療するというと、子どもに鍼するの?子どもなのにどこか悪いの?と驚かれることがよくあります。
具体的な症状や疾患がある子もいれば、病院で調べても問題ないけれど不調が出ている子もいます。
鍼、と聞くと大人でも怖いというイメージを持つことがあるので、施術する際の雰囲気作りに気を付けています。
怖がらせないように。好奇心を持ってもらえるように。気持ち良いと感じてもらえるように。
当院の場合、10歳頃までの子どもには、皮膚を撫でさすったり、軽めのお灸をしたりします。施術時間はあっという間ですが、ご機嫌良く過ごしてもらえるとそれだけで私も嬉しくなります。
高校生や大学生になると、大人とほぼ変わらないような施術をすることもあります。
鍼灸治療による効果の現れ方は年齢や体質によって様々。若い人や敏感な人は効果が早く現れる傾向にありますが、子どもでも刺激をしっかりした方が良い場合があるし、大人でも刺激を子どもと同じくらい軽めにした方が良い場合があります。
子どもの頃に鍼灸治療を受けておくと、自分の体調の変化に気付きやすくなったり、早めに対処することで症状が軽めで治まったりすることがあります。
年齢が若いほど施術回数は少なくて済みますが、年齢を重ねても、適切なタイミングで施術を受けることで同じ効果が望めます。
あらゆる年代の患者さんがそうなれるよう、13年目も精進します。
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