はりぶろぐ

鍼灸師のブログです。東京都国分寺市にて孔和堂鍼灸院を開業しています。
http://kouwado.com

夏の道東 2024①

2024-07-26 20:05:51 | 日記
またも道東へ。
今回は紋別を一番の目的地にした旅程でした。
女満別空港でレンタカーを借りて向かったのは、サロマ湖方面。

夏の北海道は初めて。緑の色が濃くて鮮やかに感じました。

種類は分からないけれど、早速猛禽類を発見。

車を停めて見ていたら飛び去っていきました。

青空と木々の緑と黄金色の麦が、とても美しい。


最初の目的地のワッカ原生花園に到着。6年前に来た時は時間がなくてざっとしか見られなかったので、今回はゆっくり見ることに。

入口付近からもサロマ湖が見えます。

暑かったので、ネイチャーセンターでレンタルサイクルを借りて、散策開始。

少し走ったところで自転車を停めて、歩いてオホーツク海を見に行きました。

視界を遮るものはなく、ただ眺めているだけで癒されました。

散策路に戻ると、夏ならではの花が楽しめました。
エゾフウロ

エゾカワラナデシコ

キタノコギリソウ

ハマナス

美しい景色を見ながらのんびり自転車を漕ぐのは、とても気持ち良かったです。



目が慣れてくると野鳥の姿を見つけられるように。
多分コヨシキリ。

再び自転車を停めて、オホーツク海へ。





時間を忘れていつまでも眺めていたくなりました。
さらに暑くなってきたので、折り返してネイチャーセンターに戻りました。


次に向かったのはサロマ湖展望台。
駐車場にオオハナウドが咲いていました。

深緑に囲まれた階段を上ります。






展望台からは、サロマ湖とオホーツク海がよく見えました。






佐呂間町からオホーツクラインを走り、紋別方面へ。
休憩に立ち寄った、道の駅愛ランド湧別には、入場料無料の遊園地がありました。

そこから、道の駅おうむ、道の駅おこっぺ、と巡り、今回の旅のメインイベント、紋別にあるオホーツクとっかりセンターに到着。
とっかりはアイヌ語でアザラシのことです。

マンホールにもとっかり。
とっかりセンターでは、流氷の上に取り残されたり、怪我をした野生のアザラシを保護、飼育している施設です。
水槽の水は海水を使用、海の状況によるそうですが、この日は少し水が濁り気味でした。

ゴマフアザラシ、ワモンアザラシたちがゆったり泳いでいました。

後頭部がめっちゃかわいい。

これは寝ている状態。

これは起きている状態。

繰り返している姿がたまらなくかわいかったです。
スタッフの方々が訓練している様子も見学できました。





訓練が終わった後、見学可能なえさの時間までアザラシを見ながら待ちます。

えさの時間になりました。
ゴマフアザラシ7頭が水槽から出てくるのを待ちます。1頭がなかなか出てきませんでした。アザラシはとても臆病な性質なのだそうです。

ニコニコしている表情に見える、はなちゃんが特にかわいい。

7頭揃いました。

はなちゃんだけ、おしゃべりしている感じでずっと鳴いていました。

1頭ずつ魚をもらいます。

食べ終わった後、ゴロンとお腹を見せてくれて。水槽に戻っていきました。



思っていた以上にかわいくて、楽しいひとときを過ごせました。

とっかりセンターの周辺を散策。
有名なカニの爪のオブジェが遠くに見えました。


野生のアザラシがもしかしたらいるかも、と紋別港周辺をドライブしましたが、やはりいませんでした。


その代わり?カモメには至る所で会えました。いろいろ写真撮ってみたけれど、これがベストショット。



あちこちでレースフラワーっぽい花をよく見かけるので調べたら、ヨーロッパからきた外来種、ワイルドキャロット(ノラニンジン)とのこと。どんどん増えていてブルーリストに入ってるそうです。


宿近くの居酒屋で食べた地物、野菜も魚介類もとてもおいしかったです。












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水無月の愛媛の旅 砥部町・松山市

2024-06-21 21:10:00 | 日記
3日目は、祖父母が暮らしていた家で母方の親戚と会いました。
患者さん3人診たあと、みんなで昼ごはん。
半田そうめんと、愛南町のカツオがメイン。春に採って冷凍してくれていたツクシの佃煮、朝叔父が収穫したじゃがいもを蒸したのも含めて、とても美味しかったです。

アロエの花が咲いていました。
祖父母の思い出話もできて楽しかったです。


夫のリクエストでとべ動物園へ。
閉園間際だったので見られる動物が少なくなっていましたが、久しぶりに来られて良かったです。

フラミンゴは暑さの中でも活発に動いているようでした。



孔雀の色、大好きな色の組み合わせなので、つい見入ってしまいます。

人口保育で有名なピースのお母さん、バリーバ。

ピースは隣の檻で寝ていました。コーンを抱えているのがかわいい。

カワウソは泳いだり走ったり忙しそうでした。






途中で見える景色もきれいです。

屋内に戻る時間なのになかなか移動しないカンガルー。きっとよくあることなのでしょうけれど、飼育員さんの忍耐力はすごいなと思いました。

ヒクイドリは近くで見るとドキドキします。

エミューはずっとネットをつついていました。

ホワイトタイガー、模様がとてもきれい。

外にいるトラは暑さでぐったりしている様子でした。

暑いねえと言ったら、こっちを見てくれました。

ゾウエリアは展示時間を過ぎていたので、また次の機会にと思って歩いていたら、屋内に戻っていたはずのゾウが戻ってきてくれました。



滞在時間30秒ほどだったでしょうか。少しでも会えて嬉し買ったです。

ヒョウはちょうど屋内に戻るところでした。

サーバルの模様、かわいい。

カバは子供の頃に道後動物園で初対面してからずっと好きな動物。勢いよく食べる姿もかわいい。

キリンは屋内で見るとより大きさを感じます。



こちらもお食事中。

がらんとした動物園の雰囲気もいい感じ。

ライオンにもチラッと会えました。

今回一番良かったのが、ミナミコアリクイ。

元気に動き回っていて、どの動作もめちゃくちゃかわいかったです。

Instagramで動画をアップしていますので、興味のある方はぜひ。たまたま威嚇する姿を撮影できました。

アシカは親子3人でお休み中。

アシカの餌を狙っているサギ。いつもここにいるみたいでした。


ペンギン舎は新しくなっていて、高校の時にみんなで描いた壁画は観ることができなくなっていました。あれから30年経ちましたが、とべ動物園に通いながら絵を描いた日々は鮮明に覚えています。



とべ動物園を出た後は松山市内に移動、高校時代の友人と4年半ぶりに会いました。
持病を抱える友人にとってこのコロナ禍は気の抜けない日々だったようですが、元気な顔を見られて本当に良かったです。そして当然のことながら彼女の子どもが大きくなっていて、たくさんおしゃべりできて面白かったです。

ホテルに戻った後、夫ととべ動物園で撮影したミナミコアリクイの動画を観てから就寝。


4日目。
生まれ育った地域にも立ち寄りました。
椿神社に来たのは20年以上ぶりかも。

写生大会でこの角度から何度か絵を描きました。


三津浜へ移動。
猫たちをあちこちで見かけました。






いい顔。

毛繕いの途中。

初めて三津の渡しを利用。

スイッチを押すと船が来てくれます。



三津浜と湊山を結ぶ80mの短い区間ですが、船に乗った感はかなりあります。

自販機の下に猫。

肉球かわいい。




子猫もいました。



素敵な喫茶店でお茶。




今回はこれまであまり縁がなかった東予地方と、松山と同じ中予地方でありながらほとんど行ったことのなかった三津浜を巡れて、愛媛の新たな魅力を発見できた旅でした。

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水無月の愛媛の旅 西条市・今治市 ちょこっと新居浜市

2024-06-20 21:14:00 | 日記
旅2日目。
宿を出た後、西条市ならではの自噴井「うちぬき」を見に行きました。
石鎚山がすぐそばにある西条市内には、地下水の自噴井が3000本あるそうです。

松山市民だった私もよく耳にしていましたが、一度も見たことがなく、今回見られて良かったです。







スーパーの近くにもありました。


少しドライブして、新居浜市へ。
あじさいロード山田で紫陽花をみました。

青もみじもきれいでした。秋は紅葉が見事だそうです。










あじさいを見た後、たこ焼きを食べに行きました。
愛媛で暮らしていた頃、ほぼ毎週のようにたこ焼きを食べていたのですが、東京ではなかなか好みのたこ焼きに出会えず。
愛媛出身の芸人、友近さんがおすすめされていた「たこ焼きえっちゃん」へ。
お店の方が朗らかで、待ってる間の会話がとても楽しかったです。
東京から来たと言ったら目を見開いて驚かれました。
私は定番のソース

夫は激辛ソース

ポン酢は半分こして食べました。

久しぶりにおいしいたこ焼きが食べられて大満足。

丹原町の辺りは水田が多く、サギがあちこちにいました。

次に向かったのは西山興隆寺。


ここでも青もみじを堪能。











上り甲斐のある石段でした。



寺を出た後、サギを観察しながら移動。




成龍酒造に到着。伊予賀儀屋が有名です。
日本酒好きの師匠のお中元の品を選びました。


次に向かったのはのまうまハイランド。
野間馬は、日本在来馬の中で最も小さい馬です。江戸時代、瀬戸内海の馬島で、合戦に使う馬を育てていたのが長続きせず、現在のまうまハイランドがある辺りの地域で馬を育てるようになったそうです。背の低い馬が農家に払い下げられたことから、体が小さな馬が出来上がったと考えられているようです。

暑さのせいか、ゴロンと寝ています。

子供達が遊ぶ遊具の近くにあった、クジラとカバ。

カバの表情がなんともいえず魅力的。

咀嚼音が良かったです。




宿にチェックインした後、今治市街を散策。
今治市内でリアル?パリィさんに会えました!

イベントが終わる時間だったようで、背中を押されながら建物の中に入って行きました。




今治市でも新鮮な魚介類が食べられて良かったです。

ホテルからは予讃線が見られて、夫が大喜びしていました。




















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水無月の愛媛の旅 しまなみ海道 ちょこっと広島

2024-06-19 21:04:11 | 日記
久しぶりに6月の帰省。
今回は夫も一緒です。

私にとっては島が見えるのが海のイメージ。でも夫にとっては島がたくさんあるのが不思議なのだそうです。


レンタカーを借りてまず向かったのは、石手川ダム。
ダム好きの夫はどこに行っても必ずダムに立ち寄ります。

ツバメの巣がありました。

親鳥が食べ物を運んできて

親鳥がいなくなった後も雛たちは一斉に鳴き続けます。

しばらくすると静かになり、再び親鳥が食べ物を運んできて賑やかになり…

かわいいけれど見ているときりがないので、展望台へ。
愛媛は降水量が少ないため渇水に見舞われることが多い地域ですが、今回は貯水量がありました。

私はダムにそんなに興味がないけれど、ダムから見える景色はきれいなので好きです。



展望台から降りる時に、再びツバメの巣を観察。



続いて向かったのは、玉川ダム。

玉川の桜が好きだった祖父と一緒に来た時のことを思い出して、懐かしくなりました。

白い紫陽花が美しく咲いていました。


この日は真夏のような暑さ、東京よりも愛媛の方が日差しが強いので、どこかで休まないとまずい感じに。
もし暑かったら行ってみようと思っていた、かき氷で有名な登泉堂に立ち寄りました。

店内の雰囲気が素敵。

私はあまおうミルク、夫は宇治ミルクを注文。かき氷は2人とも多分5年ぶり。
一見硬く盛られているように感じましたが、口溶けが良くてシロップの味も素晴らしかったです。

宇治ミルクの器が可愛かったです。


温かいお茶が添えられているのがとてもありがたい。
氷菓子は胃腸がかなり冷えるので滅多に食べないのですが、この日は食べるのにうってつけ、いい感じに体温が下がりました。

夫と一緒の時に恒例となっている札所巡り。
今回は第56番札所泰山寺に行きました。









今治らしいデザインのマンホール。

今治といえば、有名な鍼灸院があります。

せっかくなので治療院の外観を見に行きました。

基本は師匠に習ったことを実践していますが、池田政一先生の著書は事あるごとに読み返しています。


数年ぶりにしまなみ海道へ。
来島海峡SAからの眺め。







何度来ても素晴らしい景色。

来島海峡大橋、伯方・大島大橋を通過。

多々羅大橋。



瀬戸田PAに立ち寄りました。



ここからは広島県。



以前から行ってみたかった生口島に到着。
海がきれい。

島の周りをぐるっとドライブ。
レモンの木がたくさん。

多々羅大橋がいろいろな角度から見られて嬉しい。



こういう細道、大好きです。

レトロな街並みが素敵。
凄まじい暑さのため、カフェでひと休み。
1日に2回も冷たいものを摂るのはいつぶりか。


街並み散策。
黄色いポストがかわいい。愛媛はみかんのイメージでオレンジ色だらけなので、黄色は新鮮。



電線にツバメ。

マンホールのデザインが素敵。

あちこちにツバメ。





丸い形の黄色いポスト

耕三寺

ツバメのひな



このデザインもかわいい。

厳しい暑さのため、散策終了することに。

少し前に入ったカフェの辺りに戻ってきました。


最後に海を眺めて、生口島を後にしました。





大三島にも立ち寄りました。
1回目は小学校の頃、少年自然の家に宿泊学習。2回目は2009年に夫の両親と一緒に。今回が3回目です。
前から気になっていたワイナリーへ。
島で採れたぶどうを使ったワインやジュースが販売されています。
愛媛のお土産といえばみかんですが、ここにはぶどうジュースがあります。
自宅用にデラウェア100%オレンジワインと、夫の両親へのお土産にジュースを買いました。

大三島からの多々羅大橋。



今治市に戻り、糸山公園からの来島海峡大橋。




少し歩いて展望台にも行きました。
日が傾いて、空の色が少しずつオレンジ色に。

展望台からは橋がさらに良く見えました。


今治市のお隣、西条市の宿へ移動。

宿近くのお店で食べたメブト(メダイ)の唐揚げ、とても美味しかったです。


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開院13周年を迎えて

2024-06-03 17:57:00 | 日記
月2日で開院して13周年を迎えました。

友人との勉強会の日だったので、鍼灸の話がたくさんできて、充実した1日でした。

このところ指の関節にこわばりが出やすいので、友人に点灸(直接皮膚にもぐさを置くタイプのお灸)をしてもらいました。
自分でもお灸はできますが、やはり人にやってもらうと格別、しっかりと熱が入って指がスッキリしました。




最近は長いお付き合いになってきた患者さんからの紹介が増えてきて、良いご縁が広がっていくことがとても嬉しくありがたいです。
少しでもお力になれるよう、14年目もさらに精進してまいります!




当院のマスコットキャラクター、黒猫の招き猫は、地元の親友からの開院祝いの贈り物。台座は親友のご主人が作ってくれて、親友が木彫りで「孔和堂」を、裏側に日付を入れてくれました。
今年もしばらくの間は、日付を表にして飾ります。




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