痛感

先日、鍼灸学校の学生時代にお世話になった先生がお亡くなりになりました。
とても優しい、温かいお人柄でした。
訃報を聞いてから思い出すのは先生の笑顔ばかりです。

お酒と美味しいものが大好きで、たくさんの学生に囲まれて楽しそうにされている姿が特に印象に残っています。

私もその中で先生のお話を聞いていた1人でした。
入学して間もない頃、治療家としての手の作り方を教えて頂いたのもこの先生からでした。
その時の学びは、今でも私の軸となっています。

卒業してからもいつかまたお会いしたいと思いつつ、結局それは叶わないことになってしまいました。
会いたい人には会いたいと思った時に会いに行こうと、痛感しました。

もう先生とお話することはできません。
でも、たくさんの思い出と学びは私の中に存在し続けます。

先生、ありがとうございました。

日課

鍼灸治療院を開院してから、ほぼ毎日花を活けています
私にとって大切な日課の一つです。

この日課ができてから、季節により敏感になった気がしています。

年中見かける花。特定の時期にしか見かけない花。
どちらも好きですが、何よりその組み合わせを考えながら花を買い、集中して活けるのは楽しいです

心を穏やかにして集中力を高めて花を活けることは、鍼灸治療をする時に似ています。
どちらも、一点に意識を集中させることが大切。集中力を高める良い訓練にもなってます