はりぶろぐ

鍼灸師のブログです。東京都国分寺市にて孔和堂鍼灸院を開業しています。
http://kouwado.com

2019年を振り返って

2019-12-31 20:20:00 | 日記
今日で2019年、亥年も終わり。
元号が平成から令和に変わりました。来年はオリンピックが開催されます。
干支も十二支の始まりの子(ねずみ)。新年を迎える時は新鮮な気持ちになりますが、例年以上に新年らしさを感じる気がしています。

今年は弟子仲間での勉強会を立ち上げて、これまでにないことに挑戦しました。臨床経験を重ねるほど、課題に向き合う局面が多くなります。1人では解決が難しいことも、他の人の意見を聞くことで解決への道が見えるようになったり、解決が困難なことでもみんなに話を聞いてもらうだけで気持ちが軽くなったりしました。思い切って挑戦してみて良かったと思いました。何においても、始めることよりもそれを続けることが大変。来年もみんなと協力して続けていけるようにしたいです。

治療院では、9月頃からは例年以上に新規の患者さんが多く、新たなご縁が増えたことはとてもありがたいと感じています。そのことによりこれまでの治療方法に一工夫する機会もあり、気づきと学びがたくさんあった一年でもありました。
来年も一層精進していけるよう努めます。

みなさま、どうぞ良いお年をお迎えください。


6月に旅行した長野県小諸市で買った蕎麦粉を使って、初めて蕎麦っぽいものを作ってみました。蕎麦というよりもうどんに近いものに… 茹でるとより太くなって食感は微妙な感じでしたが、味はしっかり蕎麦でした。鰹と昆布でとったお出汁もおいしかったです。




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1月の休診日

2019-12-30 08:30:00 | お知らせ
1月の休診日のお知らせをHPで更新しました。ご確認よろしくお願いします。

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5回目の正月飾り作り @kukka

2019-12-28 14:00:00 | 日記
kukkaさんで正月飾りを作ってきました。

今年で5回目になるので、ほとんどの工程は順調に進みました。難しいのは仕上げに水引を付けるところ。紅白色分けして丁寧に輪を作りますが、どうしても途中で並びが崩れてしまいます。そこはご愛嬌ということで。

写真では見えづらいですが、今年はざくろをメインの花材にしたので、これまでとはまた異なる雰囲気を楽しめるお飾りになったかなと思います。松の配置も横方向に伸ばすようにしてみました。

こちらは治療院の玄関に飾りました。いよいよ年越しだなあと実感。
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粘土人形と張り子のしめ飾り 第二弾

2019-12-27 21:41:00 | 日記
昨年に引き続き、粘土人形と張り子のしめ飾りを作りました。

張り子教室の先生、前田ビバリーさんに教わりながら藁をねじって、しゃもじ型のしめ縄を作りました。そこに、粘土人形と張り子を貼り付けます。

招き猫と頭が赤い鳥と犬の張り子は前田さん作製のもの。鯛と富士山と鶴の粘土人形は私が作ったもの。クオリティの差があるのはご愛嬌。アクリル絵の具で絵付けをしたら賑やかな感じになりました。

自宅の玄関に飾りました。


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くまがいのぞみさんの鳥

2019-12-23 21:55:00 | 日記
先月末に購入した、くまがいのぞみさん作の鳥。



器同様、優しくて温かみのある表情の鳥に一目惚れしました。箸置きとしても使えるとのこと。

今年も残すところ1週間ほどとなりました。師走の字のごとく、つい慌ただしく日々を過ごしてしまいますが、この鳥を見るとほっと一息つけます。
我が家にはすでに何羽も鳥の置物があるので、ぜひ箸置きで使いたいと思いますが、年内は眺めて楽しみます。
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年末年始の診療について

2019-12-17 09:54:00 | お知らせ
年末年始の診療のお知らせをHPで更新しました。
ご確認よろしくお願いします。

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『草間彌生∞INFINITY』を観て

2019-12-15 11:15:00 | 日記
草間彌生さんのドキュメンタリー映画「草間彌生∞INFINITY』を観ました。

草間彌生という名前を知らない人でも、彼女の作品を観れば、どこかで見たことがある、と思うのではないでしょうか。世界中で知られている芸術家です。
戦後まだ間もない頃に渡米されて芸術活動していたこと、強迫神経症を抱えながら製作活動を続けてきたこと等、少しは知っていたつもりでしたが、この映画の中で語られている話は初めて耳にするものがほとんどでした。


日本より自由だったはずのアメリカでも、性差別と民族差別は根強かったようです。
彼女の作品は唯一無二、その時々で様々な人の目を引くのですが、なかなか結果に結びつきませんでした。

どれだけ強い信念を貫いて作品を作り続けたのか、度重なる挫折を経験してもなお表現することを諦めない、その力強さはスクリーンからもダイレクトに伝わってきて圧倒されました。
草間彌生さんに興味のある方にはぜひお勧めしたい映画です。


私が草間彌生さんの存在を知ったのは高校生の頃。『美術手帖』のヴェネツィア・ビエンナーレの特集を見たときだったと思います。当時から、一度見ると目を離せなくなる感じで惹かれ続けていましたが、この映画を観ることでこれまで以上に草間彌生さんのことを魅力的に感じています。
他人からは計り知れない経験の連続だったと思われますが、その生き様に憧れを感じます。

彼女の作品が常設されている松本市美術館にも行ってみたくなりました。
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症例検討会と針供養

2019-12-09 22:50:00 | 鍼灸
今年から、弟子仲間と一緒に症例検討会を始めました。
鍼灸は流派が様々あり、学会や勉強会もたくさんあります。経験豊富な先輩鍼灸師から学ぶ形の勉強会が多いのですが、経験年数が同じくらいの鍼灸師同士が集まって勉強することもあります。

東洋医学は「陰陽」と「五行」という2つの概念を組み合わせています。この概念は紀元前後2,3世紀頃に体系化され始め、先代たちの経験に基づいて築き上げられたものです。そのため、治療方法を経験豊富な先輩から学ぶことはとても重要です。
私もようやく鍼灸師として丸10年。まだ経験不足は否めませんが、師匠から学んだことへの感謝の思いを込めて、更に学びと実践を深めていくためにも、共に師匠の元で学んだ弟子の集まりを企画するに至りました。

第1回目は6月に開催。まずはお試しということで、それぞれが日々の臨床で悩んでいる症例を持ち寄り、お互いの考えを述べ合いました。とても有意義な時間を過ごせて大満足でしたが、途中師匠への想いを語りすぎるところもあり、より勉強会らしくなるよう工夫し、今回2回目を開催しました。

どの症例も他人事と思えなくて、みんな同じような悩みを感じるものなのだと改めて実感。それぞれの症例に対し、各自で意見を出し合いました。自分1人では思いつかなかった考え方もあり、これからの臨床に役立てられる気付きがたくさんありました。
治療院で患者さんと一対一で向き合い続けていると、知らないうちに独りよがりになって、そのこと自体に気付けないまま視野が狭くなる危険性があります。このような機会を持つことで、患者さんにもより良い治療を受けていただけるようになれたらと思います。


この会の当日、12月8日は針供養の日とされています。2月8日にも行われたり、両日行うところもあるようです。今回、せっかくみんなが集まった機会なので、ささやかながらお豆腐に鍼を刺して感謝の気持ちを込めてお祈りしました。






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初冬の山梨の旅 その2

2019-12-03 21:45:00 | 日記
身延山へ到着。
大柳川渓谷の散策でしっかり歩いた後なので、ここではエスカレーターを使って久遠寺へ向かいました。

上から見た、287段の「菩提梯」。


本堂。
写真撮影は叶いませんでしたが、加山又造が描いた天井画『墨龍』の迫力は凄まじく、しばらく見入ってしまいました。

祖師堂。

大鐘。


身延山ロープウェイで、久遠寺駅から奥之院駅へ。
奥之院思親閣。


日蓮聖人お手植え杉。




久遠寺の辺りよりも随分気温が低くて、ロープウェイの763mの高低差を実感しました。


お寺の印象が強いですが、1つの山なんだなぁと改めて思いました。いつか機会があれば下から登ってみたいです。

展望台からの眺め。

富士山はここでも美しかったです。


双眼鏡越しにスマホで撮影。



参道沿いのお寺の周りには銀杏の落ち葉が。

絨毯みたい

もみじ越しの銀杏。



この旅の宿泊先、「船山温泉」に到着。
部屋からも庭がきれいに見えました。

チェックイン後すぐに温泉へ。お風呂からも紅葉が見えて、つい長湯をしそうになりました。

食事処からはライトアップされた紅葉が見事でした。

料理は見た目が美しく、素材の良さを生かした薄味ながらも素晴らしい味付けでした。




久しぶりに満腹をさらに超えるほど食べてしまいました。食後は足三里を刺激して、お腹を落ち着かせました。


ぐっすり眠った朝。
天気予報通りの雨模様でしたが、紅葉の色がより鮮やかに感じられました。

館内に飾られていた南天。



朝食はどれもおいしかったのですが、中でもヤマメの一夜干しが絶品でした。

食後には再び温泉に入り、11時まで宿でゆっくりと贅沢な時間を過ごせました。

雨の中をドライブ。前日と同じ国道52号線を通りましたが、雨の富士川沿いの景色もなかなか良かったです。


シャトー酒折ワイナリーへ。


お目当ては、このワイン。

前日身延山で販売されているのを見て気になって、後でどこでも買えるかなとその場を後にしていました。でもどの店でも見かけなくて、調べたらこのワイナリーで作られたものと判明。このワインを含めていろんなワインを試飲して、個性豊かな味を飲み比べられたのが面白かったです。



途中激しい雨も降りましたが、急に晴れて空には虹が。


帰宅後は、購入した甲州にごりワインをチーズと一緒にいただきました。ぶどうそのものの旨みがしっかり感じられて、チーズとの相性も最高でした。
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初冬の山梨の旅 その1

2019-12-02 22:50:00 | 日記
初冬の景色を楽しみに、山梨へ行きました。

高速道路からは雪化粧した南アルプスが見えました。


最初に向かったのは、四尾連湖。

湖面が鏡のようで、逆さにして見ても違和感がないほどです。

ボート乗り場に鮮やかなピンクが。

なかなかいい表情。白鳥ではないのは確実。恐竜モチーフかな?


葡萄棚が紅葉しているのを初めてみました。あちこちで見られましたが、フルーツ王国山梨ならではの光景なのかなと思いました。


次に向かったのは大柳川渓谷。

渓流の水の流れは勢いがありました。

夫婦岩。他にもけっこう大きい岩がありました。

落葉が進んでいるものの、まだまだ紅葉が楽しめました。


大柳川渓谷の遊歩道は吊り橋が多く、いろんな角度から滝を眺められたり、工夫されていて面白かったです。




鮮やかな黄色。

日陰で日が差し込む光景は何度見てもはっとさせられます。

大小さまざまな大きさの滝がありました。



紅葉だけではなく、瑞々しい苔も楽しめました。

足元は落ち葉でふわふわ、さくさく。






観光客はほとんどいませんでしたが、散策路が変化に富んでいて、紅葉も素晴らしい渓谷でした。 渓谷の遊歩道から車道に出て、駐車場に戻ります。ここでも眺めが素晴らしかったです。

十谷(じっこく)集落へ向かいます。

車道の紅葉が美しかったです。




十谷集落にある「つくたべかん」で郷土料理の「みみ」を食べました。

「みみ」は小麦粉で作られたもので、人の耳の形に似ているという説と、農具の「箕」に似ているという説があるようです。
優しいお味噌の味付け。たっぷりの野菜が入っていて、身体が芯から温まりおいしかったです。

大柳川渓谷を後にして、県道十谷鬼島線を走っていたら、急に目の前に富士山が!


西日本エリア出身の人の中には富士山は滅多に見られない特別な存在と感じる人がけっこういる気がしますが、私もその1人。びっくりしていちいち感動してしまいます。

富士川に沿った国道52号線を身延町方面へ。
ここでも美しい富士山が見えて嬉しかったです。


途中、「なかとみ和紙の里」に立ち寄りました。

日本各地の和紙が勢揃いしていて、いつまでも眺めていたくなる感じでした。少し前にネットで張り子用にひと通り和紙を買い揃えたので、和紙を買うのはぐっと我慢。
花器付きのタペストリーを買ったので、治療院で使うのが楽しみです。

ここでは、張り子教室の先生、前田ビバリーさんがワークショップを開催しています。私はまだここでは参加したことはありませんが、紙漉き体験もできる工房は大きくて、作業しやすそうでした。

さらに国道52号を南下。

次に向かうのは身延山です。


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