爺さんが伝えたいこと

寡黙に生きて来た爺さんが、一つの言葉ででも若い人達の役に立つならば、幸いです。

悪銭はやはり身に付かない

2022-07-18 12:46:59 | 日記
一攫千金を夢みて、宝クジやギャンブルに労働に依って得られた金を、投資する人がいます。

生活費をつぎ込み借金までして、やるという様になると、経済は破綻をきたします。

自分一人が苦しむのなら、自業自得で済まされますが、周囲の人々まで巻き込むとなると、そう言う訳には行きません。

自分が働いて得た金は、重みが有りますから、比較的手元に残りますが、働かずに得た臨時収入は、アッと言う間に失くなって仕舞うものです。

手元に残った金を、臨時収入を得る為のギャンブルに投入するのは、あまりにも非経済的な行為と、言わざるを得ません。

自分が働いて得た貴重な金は、もっと有効に、もっと大切に使うべきです。

無駄な出資は厳に慎んで、一日例え僅かずつ蓄えると言う習慣を、身に付けましょう。

一日僅かでも、一年二年と続けて行けば、纏まった額となる筈です。



欲望をバランスせよ

2022-07-15 09:56:41 | 日記
人間には、いい家に住みたいとか、旨いものを食べたいという、欲望が有ります。

欲望を持つこと自体は、否定すべきものではありません。

欲望が生きる活力や、向上心を与えてくれるからです。

では欲望は強いほどいいかと言うと、そうではありません。

欲望が強すぎると、心身の健康が損なわれてしまいます。

ですから、食欲が有るからといって、旨いものばかり選んで、食べられるだけ食べ、また飲めるだけ飲むと言うような、無謀な行為は厳に慎まなければなりません。

物事には全て、適度と言うものがあります。

自分の適度は、自分で守ると言うことが必要です。

その適度は予め低めに設定し、その設定した量を絶対に越えることのないよう、気をつけましょう。

後で辛い思いをするのは、他ならぬ自分自身なのですから、そうならない為のルールを自ら設定し、それを守るよう心掛けることが重要です。



自分に問え

2022-07-14 07:24:18 | 日記
健康ブームが叫ばれて久しい。

書店には健康に関する本が溢れ、デパートやスーパーには健康用品が所狭しと並んでいます。

高齢化社会を迎え、シルバー産業なるものも生まれ、健康産業と共に伸びていく傾向にあります。

確かに健康は重要なものです。

しかし、健康は人が生きる上で、最低限の条件であるに過ぎません。

健康も大切ですが、そればかりではなく、自分は一体何の為に生き、何をしようとしているのかと言う事を、自らに認識すべきです。

そして、自分が行動して行く上で、必要最低条件が健康なのだと認識して、人生の目的を果たすべく、積極的に行動する事に本当の価値が有るのです。




























時には黙って

2022-07-04 08:37:34 | 日記
人を育てるには、二つの方法があります。

一つは長所を伸ばすという方法で、もう一つは短所を直すという方法です。

どちらが良いと一概には言えませんが、敢えてどちらかと言われれば、前者の方がベターではないでしょうか。

何故かと言うと、短所の矯正ばかりに熱心になると、長所を殺してしまいかねないからです。

少しは自分の長所に自信を持っている人でも、毎日毎日欠点ばかりを指摘され続けらるのでは、持っていた自信を失ってしまう事になりかねません。

一度失ってしまった自信を取り戻すのは、容易な事ではありません。

もしやる気まで奪い取ってしまったら、取り返しが付きません。

人を育てる側の責任は重大です。

短所は目に付きやすいものですが、時には目をつむる事も必要です。

短所を直せ直せとやかましく言うより、長所を伸ばして行く事を、より考えるべきなのです。







やるかどうか

2022-07-03 20:33:00 | 日記
ビジネスマンにとって、結果は軽視する訳にはいきません。

しかし、結果ばかりを重視して、結果に心を奪われてしまう事もあります。

たとえば仕事を与えられた時に、成功できるかどうかばかり考えて、なかなか手を付けられないで、悩んでいる人がいます。

「自分にはちょっと難しい様な気がする。誰か代わってくれないかなぁ」

仕事を与えられたものの、自信が持てずにその仕事から逃れ様としているのです。

ゴールのあまりの遠さを嘆き、自分が到達出来るかどうか、挑むべきかどうかで悩んでいるのです。

結果は一つ一つの過程の積み重ねなのです。

必ず到達出来ると信じて、挑んで行けば良いのです。

問題は出来るかどうかではなく、やるかどうかなのです。

一つ一つの過程を疎かにする事無く、積み重ねて行けば、結果は付いて来るものです。