爺さんが伝えたいこと

寡黙に生きて来た爺さんが、一つの言葉ででも若い人達の役に立つならば、幸いです。

時には黙って

2022-07-04 08:37:34 | 日記
人を育てるには、二つの方法があります。

一つは長所を伸ばすという方法で、もう一つは短所を直すという方法です。

どちらが良いと一概には言えませんが、敢えてどちらかと言われれば、前者の方がベターではないでしょうか。

何故かと言うと、短所の矯正ばかりに熱心になると、長所を殺してしまいかねないからです。

少しは自分の長所に自信を持っている人でも、毎日毎日欠点ばかりを指摘され続けらるのでは、持っていた自信を失ってしまう事になりかねません。

一度失ってしまった自信を取り戻すのは、容易な事ではありません。

もしやる気まで奪い取ってしまったら、取り返しが付きません。

人を育てる側の責任は重大です。

短所は目に付きやすいものですが、時には目をつむる事も必要です。

短所を直せ直せとやかましく言うより、長所を伸ばして行く事を、より考えるべきなのです。