街を歩いていると、目を見張るような豪邸に出合います。
「凄い家だなあ。こんな豪邸に住んでいる人は、どんなに立派な人なのだろうか。会ってみたいものだ」と思うことがよく有ります。
しかし、よく観察してみますと、高い塀の上に、鋭く割られたガラスの破片が、上を向いて差して有ります。
もちろん、泥棒の侵入を防ぐ為でしょうが、豪邸の住人の心の頑な面を、よく表しているものと、思わずにはいられません。
恐らく誰に対しても、ガラスの破片を研ぎ澄まして、迫ってくるような人なのでしょう。
人は富を手にすると、頑なになり守りを固め、取られないように、他人を遠ざけるようになります。
これでは折角の富が、人生を詰まらなくするだけでは、ないでしょうか。
折角生きているこの一度の人生を、もっと心豊かに生きる心掛けが必要です。
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