A collection of epigrams by 君塚正太

 君塚正太と申します。小説家、哲学者をしています。昨秋に刊行されました。本の題名は、「竜の小太郎 第一話」です。

警句集

2007年01月13日 07時01分36秒 | 思想、警句
1、 秋風の
   無情な風の中
   儚き心に隙間風

2、 満月の
   後光に照らされ
   いずる草原の演奏者

3、余暇は優れた者に与えるべきである。もしそれが愚者に与えられれば、それは徒労に終わるであろう。

4、木々がざわめく丘の上、けだし私はこの道を行く。その身に風を受けながら。

5、もしこの世に傲慢があるとすれば、それは天才の謙遜である。

6、人々が、賞賛する人物は、自分自身である。

7、幸福と不幸とは、さながら歴史のようなものである。

8、歴史は同じことを繰り返す。

9、人は過去を顧みて、そこから明日への糧を得る。

10、後悔とは、自分の傷口に塩をぬりたくることである。

11、反省とは、自分の傷口を自らの手で切り開き、その傷口を直視するようなものである。

12、後悔とは、自らを責めることを生業とする。

13、反省とは、閉ざされた心の、封印の書を開くことである。

14、戒めとは、自己の心の中に持つべきである。それを外界に求めてはならない。

15、万物が流転するが如く、人の感情と行為は、同じことの繰り返しである。

17、歴史は、繰り返される。歴史や、戦争いに形態はない。数多の戦争を経験してきた人間たちはどうしても、その罪を犯す、

16、科学は偉大なる進歩を我々に寄与した。しかしその功績とは裏腹に科学は自然を蝕んでいる。

17、背後に神々しい者を投影する人間は、神々しいものに強い憧れを持つ。

18、過度な期待は、悔恨を引き起こす。

19、特定の者を崇拝することは、自身の視野を狭めることを意味する


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。