窓辺の小太郎

野付半島の渡り鳥や動植物の生き生きした「瞬間の美」を目指します。

鮭釣り

2021-10-16 16:52:29 | 根室の風景

北極から寒気が降りてきている。水温が上がっていた根室海峡の海水が低くな

ってきている。回遊してくるサケの群れにとり、活動しやすくなってきている。

おばんです。小太郎でごじゃります。

 

               ★ 鮭釣り ★

太平洋側は赤潮が発生し、定置に入ったサケがかなり死んだ。北海道では初め

ではないだろうか。

釣りやさんは早起きだ。日の出前に出かけて行っても、すでに竿を振っている。
一人、数本の竿を浜に立て、その横で投げ釣りをしている。
 
野付半島の浜には定置網が500m間隔で沖に向かい設置してある。サケの群れは
浜沿いに移動してくる性質があり、その性質を逆手にとり群れを定置網に導く。
 
浜で釣っている釣り人は行く手を阻む定置網をかいくぐって来たサケを狙って
いるのだ。
 
 
釣れなくても朝のトワイライトの美しい光りを思い切り楽しめるのだ。

 


さっそく上空に

2021-10-04 21:32:31 | コクガン・ヒシクイ・ガン類

ヒシクイの群れが到着するとしばらく河口の浅瀬に落ち着く。鳴き声を出し

後から到着する群れに合図を送るようだ。

おばんです。小太郎でごじゃります。

 

          ★ 早速上空に、オジロワシが ★

後から群れが次々にやって来る。

ヒシクイが到着して30分。川の河口の葦帯に移動して鳴き声が治まった。
周りに落ち着いた群れ。同じ場所にカモの大群もやってきてる。すごい数。
ヒシクイだけでも1万羽以上いる。カモだと数万は休んでいる。
 
 
集まればすぐに目につく。やってきたのはオジロワシ。低空飛行でやって
きてあぶり始める。そのたびに群れが飛び上がる。
 
失敗すると上空を旋回しはじめる。そして又、アタックをする。
群れの警戒が薄れるたびに繰り返す。
 
 
1時間に1,2回。効率は悪いが諦めない。

ヒシクイ、大挙飛来

2021-10-03 21:18:51 | コクガン・ヒシクイ・ガン類
10月3日、朝7時32分。ヒシクイの群れが根室海峡からやってきました。
 
おばんです。小太郎でごじゃります。
 
 
          ★ ヒシクイ、大挙飛来 ★
 
台風が根室沖を通過し、遠ざかって行きました。
 
荒れた後に、生物が動きます。
 
今朝、根室海峡をヒシクイの大群がやってきました。すでに先発隊は9月中旬に、
やってきていましたが、ついに本隊がやってきたようです。

 


ヒガラ

2021-10-01 18:11:54 | 山野の鳥
カラ類が大きな混群を作っています。
 
おばんです。小太郎でごじゃります。
 
 
           ★ ヒガラ ★
 
群れの移動コースで待っていると次々にカラ類や他の種がやってきます。
 
シジュウカラ、ハシブトガラ、シマエナガ、コゲラ、少ないですがヒガラが
混じってやってきます。今は夏鳥のメジロやアオジ、ウグイスが入っています。
 
 
それぞれの種は食べ物を探す場所が違い、木にとっては根元から樹冠部の枝先
に付いている虫たちの幼虫や卵を捕ってくれるので、健康を維持するにはあり
がたい存在です。
 
 
ヒガラは体が小さく軽い分、葉のうらや他のカラ類がたどり着けない場所を
餌場にしているので、いい働きをする種です。
 
 
賑やかで季節感を味わえる混群風景です。