江少剣ブログ

東京都江東区にある剣友会「江少剣」の活動内容や連絡事項などを掲載します。

一刀貫の剣究室~土方歳三の言葉

2014年08月16日 | 一刀貫の剣究室

偉人の言葉というのには、時にとても心を動かされます。剣道はやはり武士や侍の系譜、ここでは過去の「侍」や「剣士」に的を絞って、いくつかご紹介してみたいと思います。今回は「鬼の新撰組副長」、土方歳三です。天然理心流の使い手だった土方、実戦でもめっぽう強い剣士だったそうですよ。

いいか、人を斬る剣は、所詮は度胸だ

剣技はつまるところ、面の斬撃と、突き以外にない

習い覚えた区々たる剣技の末梢を忘れることだ

土方は「細々とした技は忘れて、度胸を持って面打ちと突きに徹しろ」と言っているようです。もちろんこれは実戦での事を言っているわけで、剣道には細々とした技もあってしかるべきであると思います。ですが前回ご紹介した宮崎正裕さんの試合などを見ていると、この言葉、一理あると思ってしまうのは私だけでしょうか。剣道の試合を見ていても、細々とした技より真っ向勝負のど真ン中面打ち!には、ある種の真理めいた物を感じてしまいます。そういえば私が知っている「素晴らしい剣士」は、みな「素晴らしい面を打つ剣士」でもありますね。
ちなみに土方は大変オシャレな人でもあったそうで、新撰組のトレードマークでもある、あの浅黄色のギザギザ模様の羽織は、普段着なかったそうですよ。浅黄色(青緑?)が気に食わなくて、何で白黒にせんかったのだ!と終始文句を言っていたとか。ちなみに剣術の稽古の際には、真紅の面紐に朱塗りの皮胴など、洒落た防具を使用してたそうです。そういえば過去の侍も現代の剣士も、素晴らしい人たちはみな、非常に着衣が美しいという共通点も、あるように思いますね。
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