八月に入って夏が本気を出してきましたね。信じられないような日差しと酷暑が続いておりますが、皆様お元気でお過ごしでしょうか。先日息子先生に「江少剣の先生方はやっぱすごいよなぁ」なんて事を言いましたら、「は?先生方の強さがわかるの、あと2年いや3年はかかるね、まだ早いわw」とか諌められてちょっとイジけた一刀貫です、皆さんこんにちわ。・・・つ、強さが分るなんて言ってないじゃんかようっ。
さてわたくしが剣道挑戦を初めて、ぼちぼち9か月になりますでしょうか。相変わらずのヘタれ具合で、こんな事でいいのだろうか・・・と自問する毎日であります。が少しだけ、自分の良いところに気がついた気がしました。一言で言うなら、「背が高い」事です。背が高いと、剣道の基本である「面打ち」が、なんだか決まりやすいように感じたんです。これ当たり前で、背が高い分当然リーチが伸びますし、相手からは私の面は見えにくいでしょう。
・・・ところが。
これが先生方に稽古を頂戴すると、私の面は全然決まらないどころか、不思議なほどぽんぽん面を決められてしまいます。相面を何度打ちあっても、すべて先生の面を頂戴してしまいます、もう笑いが出るくらい。なんでだろう・・・ってもう理屈じゃなくて、結局積み重ねた稽古の差、なんですね。
先ほど背が高い事が自分の良い所だと気がつきました、と書きました。でもそんなのホンの些細な事、というか稽古を積むことに比べれば、何の意味もないのだと先生方に教えられました。そんなのは才能でも、利点ですらない。となると、剣道の才能ってなんだろうと。
そういえば僕は息子が剣道をしていたので、たっくさんのちびっこ剣士達を見てきました。その中で、いきなり頭角を現す子がいます。試合で強いんですね。元々器用だったり運動が得意だったりと、試合の勝ち方をすぐに覚えてしまうタイプ。でもそういう子たちが、その先もずっと強いかと言うとそうでもないと感じます。結局、その後も稽古を積んだ子たちが、その先の強さへと続いて行っていると感じました。そりゃそうですね、持って生まれた才能だけで相手の呼吸を呼んだり、「崩し」や「誘い」なんて事が、出来るわけがありませんから。さらに剣道の目的が、「試合に勝つ」事よりも「自分に克つ」事であるとすれば。稽古の積み重ねなくして、達成できませんものね。
結局、剣道において「持って生まれた才能」なんて、あまり意味がないのかもしれません。
稽古を積み重ねることが大事なのだとすれば、試合に勝ちたい、自分に克ちたい、剣道って面白い、理由はどうあれ続けていける事こそが才能なのかもしれません。だからもし「才能がないのかも」なんて思ってるちびっこ剣士たちがいたら、そんな事気にする事全然ない、と思ってもらっていいと思います。まずは、続けてみましょう。
私も今のところ、自分のヘボを認識している割には稽古をとても面白く感じています。練習試合の時のアタフタ具合になんでやねんと苦笑しつつ、その理由を考えるのがとても面白いんですね。
今はとにかく面打ちの威力を増すために、打ちこみをバレないようにする事(姿勢を正す)、スピードを上げること(構えを綺麗にして真ん中を取る)、そしてより効果的にするために小手打ちを覚える(今全然当たらない)こと、を課題にしたいと思っています。
まずはケガをしないようにぶっ倒れないように(笑)、この夏をなんとか乗り切りたいと思います!!
*毎度ヘタれが知った風な口効いておりましてすみません
心温かく、(苦笑)で流して頂ければ幸いです
明るく楽しく元気よく!
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