良普さん 詩皇さん 亮さん 昭羽さん 聡未さん
それぞれの輪の中にお誘いを受け
戦闘に行く事がメインになってきていた。
現在の初心者さんは会話も上手で
クエの手助けもあり
彷徨っているような方をあまり見かけなくなった。
それに伴って私の初心者さんへの興味も
昔より薄れていくようになってきている。
初心者向けの私設を開放している方もいるし
誰かが支援しているだろうと高LVは思い
お声がけから手 . . . 本文を読む
九州野戦は養子さんが増えている。
あれだけ緊張していた戦闘も
現在はそうでもなくなってきていた。
段取りや仕様をよく理解した上で参加している方が多くなって
大概は問題無く進める。
それでもまだまだ晶だけは別格だった。
理由の1つとして火力不足が原因な事が多い。
慎重に行き過ぎると崩れてしまう。
どれだけ早く晶に手をつけられるかが
正直勝敗を分ける気がしていた。
「お手伝いありがとうご . . . 本文を読む
この頃になると堺は昔の稲葉山を思わせるような程に
人で賑わうようになっていた。
たくさんの家紋があちこちで見られ
みんな忙しそうに走り回っていた。
私も府内4ノックや高千穂雑魚狩りへ足を運ぶようになった。
府内4ノックは逃げ役が必要で
親族をお持ちの方が居なければノック出来ないという
特殊な条件が必要になる。
戦闘そのものはもうたいして危険は無いけれど
入り直しの為何度も道雪さん手前の敵が湧く . . . 本文を読む
いつものように挨拶を済ませ
党員が集まるのを待つ。
おそらく彼の知人さんであろう方が数人。
お話している様子を見るとみなさんとても感じの良さそうな方々。
「ではいきますか^^」
「了解です^^」
いつものようにノックが始まる。
城でのノックは基本回復様は雑魚戦では動かない。
私も詠唱はしない。
少しでも多く周回出来るように効率の良い狩りをする為
暗黙のルールのようなものがあり
ボス以外 . . . 本文を読む
「おおお!すごい!」
1000貫で出来たのは
腕力10余り 耐久11余り 耐久12余り
耐久が調子良い週だけあって
黒字に持っていく事ができ安心した。
「心臓に悪いからもうしないからね~?」
「はいw…でもやっぱり僕も付与石作ってみたいな…。」
岳さんはチラッと私を見る。
「う~ん。資金が安定していればお勧めだけど…。」
「安定してません!!多分一生しませんw」
岳さんは自信満々 . . . 本文を読む
楽市で価格調査していると
最近は知ってるお名前をよく目にする。
なかなかのお品である鎧の中に
刃さんの名があるのだ。
昔はあれだけ頑張っていた生産だったけれど
生産潜在が導入される前であった私は
なかなかそこに手をつける事ができずに
良い首飾りを作る能力に欠けているのだった。
付与石は潜在の影響をあまりうける事は無い。
でも名が刻まれる事もないお品の為
私にとってただの資金稼ぎ。
こん . . . 本文を読む
「鹿児島ノックいきませんか^^?」
「はい^^お願いします^^」
武田の武芸様から2度目のお誘いだった。
1度ご一緒した後同じ党首様からお声を頂くと
なんとなく私の中で信頼を得られているような気がして嬉しかった。
武田の武芸様は明るくて
でも正統派な感じのする方。
元気に二刀を振り回す姿は
とてもイキイキとしていて
浅井の昭羽さんと似た雰囲気の優しそうな方だった。
この世にはま . . . 本文を読む
新たに養子を迎えた私だったが
華鈴には成長の指示を出さずにいた。
隠れ里の仕様が昔より緩和されたとの話を聞き
早々にこちらの世へと来てしまう事が少々負担だったからだ。
その位毎日が忙しく回っていた。
この頃には最後の最後までネックだったワダツミの宮 通称海2の攻略と
空1と呼ばれる扶桑の森での国之狭霧神までは済ます事が出来た。
海2はとにかく中ボスを倒す時間が面倒な場所で
長い時間を要 . . . 本文を読む
私は霧吹さんと別れ堺へと向かっていた。
九州でのノックの日々は私にとって日常化していて
戦闘というよりお話を楽しむ場のようになっていた。
堺で岳さんに拉致された私は一緒にいた鍛冶様を見て驚いた。
あの星でご一緒した官当さんだったのだ。
「こんにちは^^」
「こんにちは~^^」
覚えていてくれているかな…?
いや…たった1度組んだだけだしお話もしていないし
覚えてるわけないか…。
. . . 本文を読む
色々なお国へお邪魔したけれど
中でも春日山は私にとってとても落ち着く場所。
霧吹さんは私に気づき手を振ってくれた。
「ご無沙汰してます^^」
「お元気でしたか~?」
本当に変わらない方だ、この方も。
嫌な事も楽しい事もあまり表情を変えず淡々と話す。
その雰囲気が初めて会った時と何も変わらない。
彼女は色々な事を知っている。
けれど特別私に指示を出すような事はしなかった。
私に必 . . . 本文を読む