kosakuの雑念

英語とか読書とか覚書メモとか思ったことなど

ビジネス書大バカ事典

2010-07-16 12:13:06 | 日記
勢古浩爾著(2010年)
朝日新聞に書評がのっていたのでつられて買って読んだ。
そういや前著(?)の「目にあまる英語バカ」(2007年)を読んでいなかったことを思い出した。
両方読んだら、こんがらがってしまった。

”そうか、投資をしないのは「機会損失」か、と一瞬でも考えた自分が恥ずかしい。”(286ページ)

だよねえ、宝くじと馬券とか金とかプラチナとか買っときゃよかったとか、しょっちゅう思ってしまう。
投資とはちょっと違うけど。

”人生=無などという不安の先取りはやめよう。百害あって一利なし、である。”(301ページ)

とくにこの本と関係ないが、「百害あって一利なし」という選挙の時にもいろいろな人が連呼していた紋切り型はなんとかならんのか。

The risks outweigh the potential benefit.

なんてしゃべりをニュースでみた。
こっちのほうが説得力ある。






100円ノート「超」メモ術

2010-07-07 23:38:00 | 日記
中公竹義著(2009年)

”「1000個の中から1個を探し出すのは大変だが、100個の中から1個を探し出すのは簡単だ。100個まで絞り込めたら、後は見ればわかるでしょう」というのが「超」メモ術の基本ポリシーなのです。”(117ページ)

”1000個のものを10個から5個、あるいはもっと極端に2~3個程度まで絞り込むのというのは「過ぎたる」こと。”(119ページ)

最近よく聞くシンプルライフって、どうもこういう極端にアイテムを絞る発想みたいな感じで、自分にはとても無理だなと思うけど、こんな感じならできそうだ。ま、これは情報整理の本なので、直接関係はないけど。


「読書の腕前」を読む

2010-07-04 13:57:16 | 日記
岡崎武志著(2007年)
光文社新書294となっていて294ページなので、この番号らしきものはページ数を示すのかと早合点した。
巻末のほかの書籍の案内では番号一桁の本もあるから、どうもそうではないらしい。
面白いのは第4章「私の「ブ」攻略法」
「ブ」というのはブックオフのことで、もちろん105円の本棚から読む価値のある1冊を見つける話である。
当然、複数のブックオフを”パトロール”(笑)するという本好きなら当然の行動もいろいろ詳しく書かれていて良い。
「ヘンリライクロフトの私記」は読書人はもっていて当たり前の本らしい。
捨てちゃってごめんなさい。
ブックオフで105円だったら、また買って本棚に加えます。