山根会長に思うこと

日本ボクシング連盟の山根会長をめぐる報道が興味深く、近年まれにみる頻度で地上デジタル放送を視聴している。

分からないのが、一般の会社では性格やら言動やらにやや問題のある従業員があまりに営業成績が良かったりマネのできない技術を持っているが故に、その問題点にまわりが目をつぶるということは、何度か見たことはある。

しかし、山根会長は別に卓越した資金調達能力（補助金とかスポンサー集めとか）を持っているわけでもないようで、不思議である。

話題作りについてもお笑い芸人のしずちゃんが出場資格を満たせずにオリンピックに参加できなかったという失態くらいしか知らない。そもそもなぜメディアは当時このことを追求しなかったのかも不明だが。

山根会長自身については自分の進退は自分で決める云々の発言をしたわりに家族と相談した結果身を引くとかなんとか言っていた。

インタビューなどをみていても質問にたいして回答がズレていて、聞いてもいない人生哲学みたいなものとか幼少のころの話などをするあたりは、しゃべりだけは威勢のよい老人の割と典型的なものに見える。