kosakuの雑念

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「みんなの日本語」

2011-03-08 01:45:41 | 日記
日本語教室のボランティアに混ぜてもらって2年ほどになる。
いちばん使うのがスリーエーネットワークというところの「みんなの日本語(初級Ⅰ/初級Ⅱ)」という教科書なのだが、これがそもそも図体がでかいうえに分冊で、さらに「教え方の手引き」というマニュアルではなく教え方ヒント集みたいな何となく中途半端なのも2冊必要で、あと「文法解説」とかワークブックの類いのオプショナルな本がいろいろあって、充実しているんだかいないんだか良く分からない世界になっている。
アルクの「日本語の教え方ABC」ならコンパクトサイズの1冊で一通りのことができるのに、コストパフォーマンスがよろしくない、というか嵩張りすぎて専業の教師以外普段持ち歩けない容積。
確かに経験を積んでくるとどの本のどの部分に必要な事柄があるか分かってくるので、いろいろ横断的に駆使しながら教えていくというオモシロさはあるにはあるんだけど、なんか昔のPC-9801を裏技的な技術も駆使してあれこれいじり倒して遊んでいた楽しさに似ていて、何かイヤな予感がするのだ。