kosakuの雑念

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「知的生産ワークアウト」を読む

2010-09-11 00:33:00 | 日記
奥野宣之著「仕事の成果が激変する 知的生産ワークアウト」(2010年)
ひどい本を何冊か読んだあとだったので、久々にまともな本を読んだ気がする。
著者が試行錯誤七転八倒いろいろやってみて、そうして得られたエッセンスをお伝えしますって感じである。

”あなたが逆転するための73のメニュー”のなかで面白かったもの
23・新聞一面の六〇〇字コラムを毎日書き写せ
49・眠気に備えてカバンにカフェイン錠剤を入れておこう

天声人語に代表されるコラムって600字だったのか(著者は日経の春秋を推奨)。
まずそれを知らなかった。
所要時間をあらかじめ計算することができて、いつのまにか大きな力になっているっていう感じがいい。
日本語だけじゃなくてあらゆる外国語に応用可能だな。

カフェイン錠剤の存在も知らなかった。
”会議や研修は眠いのが常です。”(206ページ)
この言い切りかたが凄く、それだけでスカッとする。
”僕が体験したひどい会議の中には、何十分も会議資料を読み上げるのをずっと聞いていなければならないというものもありました。これは寝るなというほうが無理です”(同206ページ)
笑いすぎて腹が痛くなりそうだ。
オレなんか3時間の経験あるぜ、とか変な張り合いをする輩が続出するだろう。
・・・・錠剤をうまいこと飲むのにコツが要りそうだけど。