緊急レポート・ラッコ舎がたいへんなことに

水族館初詣はおなじみスマスイこと須磨水族園。

神社も設置されており未だに正月気分蔓延の館内です。

↑ご神体「犬鮫」様御開帳中。なんか妙な情景。

館内ＢＧＭは五段砧やらチントンシャラランの琴の調べ。

弦の響きを聴きながらの海洋生物鑑賞はなんとも
風流というか妙にいい味をだしてしまっています。

くらげのゆったりした動きに一番ぴったりでした。


んで、一通り廻って、ついでだからここも通るかな、という
軽いノリで寄ったラッコ館の入り口に、なんとこんなポスターが！



イラストのラッコたち、「えへっ、やっちゃったー」みたいな
感じに書かれていたりして、イタズラ感を強調しております。

しかし、貝殻で家を壊してしまったって。もしや…




実は以前から、巨大な水槽の中に浮かびながら
一心不乱に貝を割るラッコの姿を見て
こんな事態が起きてしまうんではないかと懸念していたのですが

よもやそれが現実の出来事に！

更に進むと

本日の工事予定表によると、どうやらそこまでの惨事ではない模様。

プールの陸部分を、モルタルで岩場風に作っているのですが
そこが壊れてしまったようす。


とはいえ、水槽、こんな感じ。
けっこう大がかりです。

あちゃー。

組まれた足場の上では、ニッカボッカーの作業員さんが
４人ほど作業されておりました。

ガラスには

この岩組みはワタシが壊しました

なんかあらためて、悪いのはコイツだ！という念押しが入っております。

さらに

たたみかけるように物証A。


水槽の前面は、いつもならたくさんの人が
ラッコのカワイイ動きに歓声を上げていたりするのですが


なんとも寂しいことに。

つか見えないし。

さらに

ここぞとばかりにラッコの日頃の悪行を
知らしめようとする水族館職員。

普段からなにか色々含むところがあったんでしょうか。とても心配です。


で

…ということなのですが、なんだか今までの流れから、

かわいい人気者ラッコはこっちだよ！！…というより

こんなことした奴らを見てやれ！！

というような雰囲気が感じ取れます。



というわけで、晒しラッコ。



写真だとあまり謹慎房っぽくないけれど
実は３匹入っているので、かなりの狭さ。

しかも、さんざ罪状を述べられた後なので、強い晒し者感があります。

ラッコ市中引き回し中、というか。


でも狭い分、実は通路に近くて、
間近でラッコが見られるメリットが。

いつもの水槽はガラスが２層なんですが、ここは一枚。

ラッコが背もたれにしているガラスに直接さわることが出来ます。

なので、デジカメで動画を撮ってみました。（要クイックタイム）
バックの琴の音は、正月期間中の館内ＢＧＭです。

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いつもならこんな風には見られません。
ラッコなのに犬猫の距離感。

ラッコ好きには、いまがチャンス。（２月７日まで！）



神戸市立須磨海浜水族園のホームページ