Fedoraブログ

Linuxのディストリビューション、FedoraCoreに関して日々感じたことを綴っています。

Tips: コンソールで日本語入力しよう

2005-12-27 22:14:56 | FC Tips
 コンソール三部作完結編です。 (大袈裟)
文字通りコンソールでの日本語入力の方法について紹介します。
まずは準備が必要です。

 必要なものは、uim(-anthy)、フレームバッファモード、JFBTERMです。
コンソールバッファとJFBTERMの代わりにkonでも良いのですが、JFBTERMの方が使い易いでしょう。
上記3つの導入に関しては以下のエントリを参照してください。

  • Tips: uim-anthyを使おう
  • Tips: フレームバッファモード
  • Tips: JFBTERMを使おう

     ではまずはコンソールをフレームバッファモードで起動してください。
    ランレベル3でLinuxを起動するか、ランレベル5の状態から[Ctl]+[Alt]+[1-6]でコンソールを起動します。

     次にJFBTERMの起動です。
    $ jfbterm

     最後にuim-fep(uimに付属)の起動です。
    $ uim-fep

     これで画面左下に"直接入力"と表示されれば完了です。
    ちなみにAnthyのオン/オフはGUIと同じキーで行い、Anthyオン時には(通常は)画面左下に"ひらがな"と表示されるはずです。
    uim-fepを抜けるには、JFBTERMと同じく
    $ exit
    でOKです。

     最後に注意です。
    コンソールでは、[Shift]+[→ or ←]での文節伸長or短縮が出来ません。
    そのため[Shift]+[→]の代わりに[Ctrl]+[o]を、[Shift]+[←]の代わりに[Ctrl]+[i]を使用してください。


     いかがでしたでしょうか?
    これで普通のターミナルでも日本語入力が出来るようになりました。
    もちろんxtermでもuim-fepは使えるので、xtermでの日本語入力も可能です。
    まぁコンソール作業時に日本語入力する場面があるかどうかは微妙ですが。 (オイ)