Fedoraブログ

Linuxのディストリビューション、FedoraCoreに関して日々感じたことを綴っています。

純白の梟

2005-12-26 20:54:50 | 日々不精進
女魔術師ポルガラ3 純白の梟

 ついに購入しました。
「女魔術師ポルガラ」シリーズの最終巻です。
相変わらず一晩徹夜で読破しましたよ。

 ポルガラとリヴァ王一族との生活、ポルガラの視点で描かれるボー・ミンブルの戦い。
そしてベルガラスが知り得なかったポレドラの真実。
様々な事柄が明らかにされます。

 一番驚いたのはやはりポレドラに関する真実でしたね。
「ベルガリアード物語」シリーズや「魔術師ベルガラス」シリーズでは分からなかったですから。
もちろん、現在ポレドラがベルガラスと居る理由(過程)は「マロリオン物語」で明らかにされるのでしょうが……。

 それに加えてエリオンドの正体も僅かながら明かされます。
かつて「トラクが間違いでエリオンドが正しい」という言葉がありましたが、それの意味するところも(若干)分かりました。
そう、全てはエリオンドの物語だったのです。

 &lsaquo神を屠る者&rsaquoであるガリオンの誕生。
ポルガラがガリオンを伴ってファルドー農園へと赴き、雇われることになった過程。
ダーニクは「ベルガリアード物語」で"最初に見たマダム・ポルは不機嫌だった"と言っていましたが、別にそんな感じはなさそうでしたねぇ……。
ちなみにここでもポレドラは影で活躍していたりしました。
何となく予想は出来ていましたが。
ある意味ではこの「女魔術師ポルガラ」は、ポルガラだけではなくポレドラの物語でもあったのかもしれません。

 エピローグではセ・ネドラとその子供達の生活が(少しだけ)描かれます。
長男ゲランと長女ベルダラン……名前が凄いですねぇ。
ちなみにゲランは一風変わった親友を持っているようです。
これが何者かはエピローグを読んでくださいね。


 という訳で。
これで「女魔術師ポルガラ」シリーズは読破しました。
来月からは「マロリオン物語」の再刊行が始まります。
ポレドラやシラディス、ゲランやその親友、そしてエリオンド……この段階では未だ分からない事柄の全てが日の目を見るのです。
今から待ち遠しいですね。