金剛山四季の花

金剛山(1125㍍)で撮影しました、四季折々の山野草を中心に
登山、催し、花など、宝石箱のような忍者のブログです。

サオトメバナ(ヘクソカズラ)あれこれ!

2019年08月30日 05時16分10秒 | 金剛山ぶら~り花散歩!

 サオトメバナ(アカネ科)
 日本全国に分布する、多年草。
 つる性で、他の植物などに巻き
 ついて成育します。

 花は長さ1㌢ほどの、筒状。内側
 は赤く、外側には白いフリルを付
 けた可愛い花。なのにヘクソカズ
 ラとは、、、ちょっとお気の毒。
 
 花や葉に傷を付けたり、揉むと
 悪臭を放つので、この名が付け
 られたようですが、手を加えなけ
 れば、悪臭はしません。



 花筒から出ている、糸のようなも
 のは、雌しべの花柱。雄しべは、
 花筒の奥の方にあり、外からは見
 えません。
 小さな虫さんだけが、雄しべまで
 たどり着け、花粉だらけで花筒か
 ら、出てくるところを時々、目にし
 ます。
 



 葉は対生。葉柄の基部には、
 三角形の托葉があります。




 果実は今の時季、まだ緑色です
 が、秋が深まってくると、黄褐色
 に染まります。
 葉を落とし、つるにぶら下がるつ
 ややかな果実は、秋の風景写真
 の、絶好のターゲットです。
 
 この実をすり潰して、しもやけに
 つけると、良く効くそうです。




 別名もたくさん持っており、
 ウマクワズ、オドリコソウ、オ
 ドリコバナ、クサバナ、サオ
 トメバナ、テクサレ、サオトメ
 カズラ、クソメズラ、テングサ
 ンノハナ、ヘクサカズラ、ヘ
 ヒリバナ、モグサバナなど。

 私はサオトメバナがお気に
 入りで、いつもこの名で、呼
 んでいます。






 ヤブツルアズキ(アズキ科)



 アキノウナギツカミ(タデ科)



 マツカゼソウ(ミカン科)



 ネコハギ(マメ科)



  ツリバナ果実(ニシキギ科)



 アケボノシュスラン(ラン科)
 もうすぐ開花。待ち遠しいです♪



 ホウチャクソウ果実
 (イヌサフラン科)




 ミョウガの花(ショウガ科)



 カラスウリ果実(ウリ科)



 ヤブミョウガ果実(ツユクサ科)



 ハシカグサ(アカネ科)
 花の直径約2㍉。小さくて撮り
 辛い花です。
 最近では数が少なくなり、まず
 ハシカグサを探すのが、ひと
 苦労です。
 



 カマキリが、トンボを狙ってい
 る所に、遭遇しました。
 さて、トンボはどうなったので
 しょうか?




 ナンバンギセルをもう一度、
 見に行ってきました。
 行ってビックリ。先日は気がつか
 なかったススキの根元に、ビッシ
 リ、花を咲かせていました。



 アメリカタカサブロウ(キク科)



 シュウブンソウ(キク科)



 サネカズラ(マツブサ科)



 ヌスビトハギ(マメ科)



 モミジガサ(キク科)



 ノブドウ(ブドウ科)



 ゴマダラカミキリ
    (カミキリムシ科)
 白い斑点がよく目立ち、カミキ
 リ虫の種類では、金剛山で一番
 多くお目にかかれるのが、この
 ゴマダラ。




 スズメウリ(ウリ科)雌花と幼果

  ヤマホトトギス(ユリ科)









 

 




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