紅葉の名所・延命寺、ただいま
見頃を迎えています!
(11月15日撮影)
延命寺の起源は、弘法大師が地蔵
菩薩を彫り、安置したのが始まり、
と伝えられています。
その後、廃寺になるも、延宝五年
(1677)地元生まれの浄巌和尚に
よって再興。寺名も延命寺に。
浄巌和尚は、徳川綱吉に仏教の
講義を行った名僧。
寺宝として、聖徳太子作の「泥塔」
や、綱吉寄進の「舎利塔」などが
伝わっています。
これらはあまり一般には知られ
ておらず、ご住職は「他の寺宝も
含め、一般公開の機会を設けたい」
とのお話。
(「泥塔」、「舎利塔」など、見せて
もらいましたが、写真撮影は禁止。
一般公開時に、生でご覧下さい)
イチョウの巨木
蓮池に写り込んだイチョウ
この日は、近くの川上小学校の
生徒さんが(6年生)観心寺と延
命寺の二手に分かれ、それぞれの
歴史などを、訪れた人達に紙芝居
などで解説。大きな拍手を浴び、
ちょっと照れくさそうでした。
皆さんのお話、よく分かり、面白か
ったですよ。ありがとう。
こちらは樹齢800~1000年の
「夕照もみじ」
弘法大師が植えられた、と伝わ
っています。
見頃になるのは、他のモミジより
だいぶ遅め。
こちらのグループは、蓮池と
睡蓮池のお話中、、、
柿がぽつんと一つ、冷たい風にゆ
れていました。
その時、ふと思い出しました。
私がガキの頃、いや幼い頃、庭に
植えてあった柿の収穫時、母親が
全部もぎ取らず一つ、二つ、残し
ていました。
なんで全部取らへんのと聞くと、
鳥さんの分やとか、神様の分や
と言って、笑っていたことを、、、
思わず目が、うるうる。
歳を重ねたせいですかね。涙も
ろくなってしまいました。
柿に気を取られていたら、エナガ
が寄って来てくれました。
柿を食べに来たんかな?
こちらはアオサギ君。
(延命寺周辺はアオゲラ、シメ、
ジョウビタキ、カワセミ、ルリビタ
キなど、野鳥の姿が見られます)
カモなど水鳥も時々、見かけます。
何故なんで、しょうかね?
黄色くなった、左側のイチョウ。
もう葉の落下が始まっています。
右側の青々とした、これもイチョ
ウの巨木。日当たりも、場所もほ
ぼ同じ。毎年、左のイチョウの葉
がなくなった頃に、右側が黄色く
なります。どこが違うのかな?
ちょっと、気になって、、、