金剛山四季の花

金剛山(1125㍍)で撮影しました、四季折々の山野草を中心に
登山、催し、花など、宝石箱のような忍者のブログです。

盛松寺ハスの花と柚子みそ(河内長野市)

2019年07月09日 08時04分25秒 | ハスの花

  盛松寺(せいしょうじ)のハスの花
 が綺麗だと聞き、出かけてきました。
 場所は、大阪府河内長野市楠町西。
 南海電車「千代田」駅から、徒歩で
 15分足らず。

 本尊は江戸時代に、境内のクスノ
 キの大木で彫られた、弘法大師像。
 このクスノキ、弘法大師が槇尾山
 に修行に行かれる道中、この地で
 腰を下ろされた場所から、生えて
 きたと伝わっています。
      (撮影日は7月8日です)







 境内には、140鉢のハスが育て
 られています。
 どの子から撮ろうかと、迷うぐら
 い、いい色合いばかり。
 毎年ご住職が、このうち半分を
 交互に植え替えられているそう
 で、大変な作業。
 植え替えを怠ると、ハスのご機嫌
 が悪くなり、いい花を咲かせてく
 れないそうですよ。

 水やりにも2時間以上、かかる
 とか、、、
 ご住職のご苦労のおかげで、
 いいハスの花、見させて頂き
 ました。有難うございます。









 種類は西安蓮、大賀蓮、茶碗蓮、
 熱帯蓮、檀家さんが持ち込まれた
 蓮など、色とりどり。



 鉢には名札が、付けられていました。



 境内にはノウゼンカヅラや、



 キキョウも、、、





 このお寺さんには、名物が、、、
 案内板にもありますように、
 「柚子みその寺」として、有名
 なんです。

 由来は、弘法大師が修行のため
 槇尾山に向かう途中、この付近
 で流行っていた疫病から救って
 ほしいと村人に頼まれ、万病に効
 く柚子みそ(漢方)の製法を伝授し
 たと言う、言い伝えがあり、毎年
 終い弘法の12月21日に、無事息災
 を祈念して、柚子みそが参拝者に
 配られています。(300個)



 柚子みそは、1200年前から口伝さ
 れてきた製法で、今も作られてい
 ます。20数人で、4時間ほどかか
 るそうです。

 柚子の中をくり抜き、中身がペー
 スト状になるまで砕き、味噌を混
 ぜ合わせ、くり抜いた柚子に戻せ
 ば、出来上がり。
 (この本堂で作られています)



 柚子は高知産、味噌は岡山産を
 使っているそうです。
 とても相性がいいそうですよ。
 


 柚子みそは、午前9・00頃から配
 られますので、興味のある方は、
 厄除け終い弘法、参拝に行って
 みられませんか。
 甘酒の接待もあるそうですよ。
 もちろん、私は行きます。
 
 (柚子みその写真は、河内長野市観
 光協会ブログから、使わせていただ
 きました。ありがとうございました)
 














 ハスの種









 盛松寺御集印


 

 

 

 

 




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