イマコト

ありのまま きままに 日々の中での あれこれ

長年のツケを払うとき

2012-01-22 01:56:16 | 一日一話(松下幸之助)

戦後三十年間、政治の仕組み、教育のあり方、またお互いのものの考え方、
生活態度の中に、知らず知らず、いろいろなムダや非能率が生まれ増大してきた。

それがつもりつもって物価をジリジリと押しあげ、とうとう今日の実態を招来したのである。

お互いに考えるべきことを考えず、改善するべきことを改善してこなかった、
長年のたまりたまったツケがまわってきたのである。

だれが悪い、かれが悪いと責めあっているときではない。
そのツケはそれぞれの分に応じて払わなくてはならない。

その覚悟を真剣に持つことができるかどうか。
そこがきわめて大切な点だと思うのである。

※松下幸之助【一日一話】より



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