仏教では、物質を素粒子のレベルでみ、
地・水・火・風の四つの要素としてとらえています。
地は質量をつくる力、水は引き寄せる力、
火は熱であり変化させる力、風は引き離す力です。
物質とは、そのような性質が構成されたものなのです。
そして、その物質の構成を認識するのは、心です。
言い換えれば、心は地・水・火・風を知るのです。認識するのです。
しかし、だれもこのことに気づきません。
感情にかられて貪瞋痴でデータを捏造して、
苦しみを司る俗世間的な知識世界を合成しているのです。
※ブッダの教え一日一和(今を生きる366の智慧)ヨリ