原発事故報道とMedia Literacy

福島原発にかかわる様々な問題について


メディアが色々な情報を提供しています。


多くの研究者によって


さまざま解説されているのですが


自分の知識の無さもあいまって


なんとなくメディアに踊らされているような気がしてきたので


メディア・リテラシーが重要であるという原点に戻ってみました。




そこで・・・


古い本ではあるが『危険な話』　”広瀬隆著”を読み返してみました。



思春期であった当時は


こういった類の社会学という学問領域にかぶれており


本当に原子力は必要なのか！？と


仲間と語りあったものである。


当時でも意見は分かれていたと記憶している。




その後、学部で原子力を専攻している友人からは


あの書籍の表現には問題がなくはないんだよ。。。と言っていた。



確かに細部については、検証を要する点をはじめ、表現に問題があるかもしれない。


でも当時、チェルノブイリ原発事故の直後に


素人にも分かり易い言葉で原子力発電をその原理から説明して


原発事故が、日本でも発生するかもしれないと指摘している書籍であるから


今、読み返す価値はあると思った。




・・・なんだか今回の事故の予言しているかのようだ・・・




しかし、いま読み返したところで、福島原発がどうにかなるわけではない。




いまはただ広瀬氏が警告したクライシスが


東日本大震災における福島第一原発の大事故として


現実に起こってしまったことに


私の心は、打ちひしがれている。



そして・・・


今私ができるのは


この事故が収束に向かってくれることを


祈るのみである。




・・・すべてはクライアントのために・・・


近藤誠一税理士事務所


・・・つづく・・・



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