一人山行

長野県の山を中心に一人で山行した記録や感想や
その後大阪富田林に戻っての近郊の記録

思い出の山行9 尾瀬

2020年04月26日 | 思い出の山行
この土、日は不用不急の外出を控えるといことでジョギングをしに近くの狭山池に行った以外は自宅で過ごした。
ジョギング中はマスクは息苦しいのでIPS細胞の山中教授が推薦していたネックゲーターをマスク替わりにして自分の荒い息の飛沫が無いように努めた。

自宅でパソコン内のファイルを見直したりしていると10年前の2010年6月12日、13日に尾瀬に行った時の縮小した画像が見つかった。
いろんな花に出合え素晴らしかったのだが、当時このブログに記事を書いていなかったので画像を見て振り返りたいと思う。

尾瀬には至仏山と燧ケ岳の百名山が2座あるのと歌にもある尾瀬のミズバショウを是非見ておきたいと思い、登山口となる鳩待峠を目指して早朝に佐久市を出発。
2時間以上かかって8時頃標高1591mの鳩待峠に到着。



天気が良く、沢山の人が尾瀬ヶ原に向かっていた。



下調べが足りなかったのだがこの時の一つの目的で登るつもりにしていた至仏山が入山規制時期になっていて入れなかった。
鳩待峠から至仏山に登る予定だったが花を見ながら尾瀬ヶ原に下って行く。






至仏山が駄目ということで燧ケ岳を目指して至仏山荘の間を抜けて尾瀬ヶ原の木道を至仏山を振り返りながら歩いて行く。









池塘が至る所にあって花が咲いている。
驚いたのは小屋の荷物の歩荷をしている人達を何人も見かけたことだ。
空輸では無く、ほとんど標高差が無いので歩荷の方がコストも効率も良いのだろう。











至仏山から随分離れたなあと思った辺りから前方に燧ケ岳が正面に望めだす。



この日宿泊予定の桧枝岐小屋の前で休憩を摂る。
遠く至仏山が望める。



休憩後、見晴新道の道標を見て燧ケ岳を目指して残雪を踏みしめて登って行く。









やがて高度も上がり樹林帯を抜けると眼下に尾瀬ヶ原が広がっている。



山頂ももうすぐ。





標高2356mの山頂に着き、ちょうどおられた方とお互い写す。



東側には尾瀬沼が見える。



山頂は天気が良くて暖かかったことをよく憶えている。
この日歩いた道など充分景色を楽しんで往路を下山。
今登山地図を見て振り返れば周回ルートも2つあったのになあと思う。



3時過ぎには予約していた桧枝岐小屋に着く。





ご主人と話をすると結構宿泊客が多く、よければ少し天井が低いが一人でゆっくり出来る屋根裏に寝ませんかと言われたので申し出を受ける。
食事前、ご主人から想像を絶する冬場の雪深さや国立公園なので駆除出来ないシカの食害が深刻な話を伺う。
晩御飯を美味しく頂いて荷物の整理など人に気遣いなくゆっくり過ごせ寝ることが出来た。



翌日、朝食は自炊して小屋を早めに出発。
早朝は薄雲がかかり、ガスが出て幻想的な雰囲気の中、ほとんど人がいない時間に木道を歩く。









振り返ると燧ケ岳の山頂付近から陽が登り出す。







やがてガスも切れだして至仏山も見えて来る。



途中、富士見峠を目指して左手の山中を登って行く。









富士見峠から尾瀬ヶ原に戻りミズバショウがまだまだ見頃の至仏山の登山口辺りへと向かう。





すっかり晴れた下、これだけ多くのミズバショウを見ると贅沢なことだが黄色い花や紫の花をつい探してしまう。












充分花を楽しんでこの辺りから車を停めている鳩待峠はすぐとなり、佐久市目指して帰ったのだった。
車中、今度は秋に来て至仏山に登るのと草紅葉を見に来ようと思ったことが今も果たせないままになっている。
















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