一人山行

長野県の山を中心に一人で山行した記録や感想や
その後大阪富田林に戻っての近郊の記録

3月14日晴天の下、黒斑山から蛇骨岳へ

2010年03月16日 | 浅間連峰
08:30       高峰高原ホテル駐車場着
09:00       高峰高原ホテル駐車場発
10:20       トーミの頭                    1:20
10:38       黒斑山                      0:18/1:38
11:18       蛇骨岳着 大休憩               0:40/2:18
12:15       蛇骨岳発
13:00       黒斑山                      0:45
13:13       トーミの頭                    0:13/0:58
13:25       中コース取り付き                0:12/1:10
14:01       アサマ2000                  0:36/1:46
14:18       高峰高原ホテル駐車場            0:17/2:03

朝、目覚めて窓を開けると今日登るつもりでいた硫黄岳がモルゲンロードに染まって望むことが出来た。

天気予報でも昨日と違って高気圧に覆われ晴天の予報なので、のんびりと黒斑山に登り、残雪縞模様の浅間山を眺めに行くことにする。

西友に寄ってオニギリを調達し、車坂峠に向けて雪の無くなったチェリーパークラインを快適に進み高峰高原ホテルの駐車場に停めて出発準備をする。


冷たい風が強く吹いていたが晴天の下、快適によく踏まれた表コースを快適につぼ足で登っていく。

車坂山から一旦鞍部に下り、登り返す頃には身体も暖まりだしたので、ジャケットを脱いで長袖下着2枚重ね着で登る。

風が吹き抜けると少々寒いが、ジャケット無しで登れる開放感はとても気持ち良く、春山の面持ちでここに来れたことを嬉しく思った。

又、高度を上げていくと南は富士山、北は妙高山まで全ての山が見渡せて素晴らしい山行となった。





汗もそう掻くことも無く避難ドームに着く頃には残雪縞模様の綺麗な浅間山が望めだし、眼下には少し霞むものの佐久平が広がっていた。


浅間山を見ながらトーミの頭へと登り、数枚写真を撮ってすぐに黒斑山へと向かう。
ほどなくして相変わらず人が多い黒斑山山頂に到着、時間も早いので蛇骨岳まで行ってのんびりすることにする。


黒斑山から蛇骨岳への樹林帯はトレースがあるのだが夏道と違い、唐松やハイマツの枝が鬱陶しく足元を見ていると顔を引っ掛けたりして随分難儀な思いをしてやっとのことで到着した。

蛇骨岳には単独行の栃木から来たという男性がいて佐久で車中泊して登ってきたとのことで、山の話しをして一時を過ごした。


この山頂からは嬬恋村が良く見え目の前の裾野が広い四阿山と根子岳、その向こうに妙高山、右手に万座や草津白根山、谷川岳などの白い頂きが良く望めた。


栃木の男性が去った後、のんびりすることにして浅間山や湯の平の景色を見ながらカップ麺とオニギリを食べた。

食べ終えた頃、同年代の男性が登って来て話しをすると、上越市から来て山に登りだしてまだ4年ほどで雪山は今回初めてとのことだった。

しばらく話をしてから食事の支度をしだしたので、こちらも下山することにして蛇骨岳を後にする。


黒斑山まで枝に注意しながら戻るが、昨日今日と久し振りの山行で右側の腰辺りが筋を違えたような痛みが出だし、傾斜のある所が負担がかかって歩きづらくなりだした。

トーミの頭でツアー登山の団体が登ってきたのでゆっくりやり過ごし、中コースへの分岐手前で山スキーの二人連れがいたので立ち話をしていると、1頭のカモシカがさも起き立てみたいな表情をして登山道に出て来た。


じっとこちらを見ていたが悠然と湯の平への崖を下って行った。

この日のような晴天では眺望を楽しむ為に表コースから下山するのが常だったが、右腰の痛みがあるので、負担が少ない中コースで戻ることにする。

それでも急な下りは思うように足が出ず、痛みを堪えてゆっくりゆっくり下り、何も考えずトレースを追っていたので、車坂峠には行かず知らぬ間にアサマ2000スキー場へ下山してしまった。


何度も通った道なのにこんなこともあるものなのかと、痛みがあったことで注意力散漫になっていたことを思い知らされた。

アサマ2000から車坂峠へはほんの少し登れば良いだけなのでよかったが、こんなことで道迷いの原因にもなり得るのだなあと思った。

アサマ2000から車道を登って、やがて高峰高原ホテルの駐車場に着いた。

こちら方面へ来た時は東御市の布引温泉へ行くのが常だったが、腰の痛みもあって行くのが億劫になり、高峰高原ホテルの温泉に入ることにした。

ここの温泉は湯船が一つしか無いのが難点だが、湯船に浸かりながら八ケ岳や富士山、手前の金峰山が眺めることが出来るので、この日の天気のい日にはゆったりと過ごすことが出来、腰の痛みも和らぎ山の疲れを取ることが出来た。

帰りにツルヤに寄って買い物を済まし、一旦帰ってから久し振りにそばよしで肴をあてに蕎麦焼酎の蕎麦湯割りを呑み、冷たいとろろ蕎麦を食べて帰った。
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