一人山行

長野県の山を中心に一人で山行した記録や感想や
その後大阪富田林に戻っての近郊の記録

2019.1.12 カヤンボ谷 モミジ谷

2019年01月13日 | 金剛山
この日は半年ぶり?の土曜日の休み。
天気は今一つで終日曇りとなる予報。
山では雪が降るかも判らないなあと思いながら雨具の準備をしっかりする。
水越峠側のルートで未だ踏み入れていないカヤンボ谷を登ることにして7時15分頃半分ほど空いている駐車場に到着。
すぐに出発してダイトレへと取りつく。
越口で額賀井岳を確認して進む。






金剛の水を越えてカヤンボ谷を前方に見て谷に降りて渡渉する。



巻き道のようなしっかりした踏み跡を辿って行くとやがて梯子が4本懸かる堰堤に到着。



後ろを振り返ると葛城山の山頂が良く見えた。



真下から見るとかなりの急傾斜。



4本とも固定されていないので左右に身体が振れないようにゆっくり登る。
4本目の梯子の最後の所は手掛かりも無いので慎重に上がった。



上がった所で小腹も空いて来たのでパンや玉子サラダ、ポットに入れた紅茶で一服する。
冬場の飲物で甘くした紅茶がめちゃ美味い。
ルートは赤テープが谷筋に要所要所あるのではっきりしていて、しばらく登ると二股に出る。



そこにはあちこちで見かける概念図の板が吊り下げられていた。
左右どちらのルートを行っても先で尾根上で出会うとなっている。

左側



右側



どちらも赤テープが見てとれるので右手のルートを8時50分に登ることにする。
途中で古い苔生した梯子も出てくる。



残置ロープがあるが足場がしっかりしているので難無く登れる。
水が枯れて狼谷と錯覚するような良く似たルートを左手の石柱のある尾根に登り上がる。



尾根を挟んで反対側を見ると赤テープがあるのが判る。
まだ9時過ぎ、時間も早いことなので反対側へ下って行く。
山頂からの下山時に歩こうかと思ったが、固定されていない4つの梯子を下る自信が無いのでこの機会に確認しておこうと思った。
こちら東側のルートも谷筋を下って行くが、登ったルートと違って随分明るく感じる。
まだかと思いながら下ること30分ほどで元の二股に合流する。
ここで休憩することにして久しぶりに買ったオールレーズンを食べる。
今は2個1の個包装になっているので食べやすくて美味しい。



ちなみにこの日、ワークマンのインナー手袋の上に同じくワークマンで買ったテムレスを嵌めている。
インナーだけだと濡れた岩や倒木に触るのに躊躇するが、これなら一向に気にならない。
ここから真ん中の尾根を見上げると踏み跡も無くかなり急傾斜なので今下って来たルートを登ることにする。
その頃から雪が降りだし、周辺の風景も少し白っぽくなってくる。
そして尾根に戻ったのが9時50分過ぎ、ちょうど1時間ほどルートの確認に歩いたのだった。




そしてこの季節なのに汗を絞られながらやっとのことで以前に通過したサネ尾の派生ルートに登り上がった。



ここからは右手に転じて一の鳥居横へ登り上がるルートを歩く。
左手に廃屋の作業小屋?を越えた辺りで斜面もきつくなりだしたので、今シーズン初めてのチェーンスパイクを着ける。



足が決まって歩き易い。
一の鳥居に登り上がって氷華の確認をするが、気温が高くてそれらしきものは全く無し。
山頂広場に行けば-0℃と暖かいはずだ。
捺印所で年会費を払い、11時のライブカメラに入る。



すぐに錬成会の屋根下に入り、消費期限の近いリフィルのヌードルを軽くなったガスカートリッジで炊く。
お湯なのですぐ炊けるがとろ火しかならないのでそのまま燃焼させてガスを使い切る。
一缶使い切ってやれやれだが、持って来た予備の缶と自宅にある一缶は中途半端に軽いのが気掛かりだ。
金剛山でせっせと使おうと思う。
休憩後、モミジ谷はどんな具合かなあと思い、山頂を後にする。





尾根を慎重に下り谷筋に降り立ち第6堰堤を目指す。



第6堰堤の景色はここの所の暖かさで氷瀑どころでは無かった。







V字谷を気持ち良く下って行く。



新しい?正月バージョン寿アートを楽しんで下る。



そしてダイトレに出た所で雨に変わっていたので傘を差して駐車場へ。
いつものように水越川で靴の泥を落として自宅に帰った。









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