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『シェルター』アナタハ信ジマスカ?

2010年04月09日 | 怖かった映画

『シェルター』         PG12      原題:SHELTER
                               2010年アメリカ (112分)
               
監督:マンス・マーリンド、ビヨルン・ステイン
脚本:マイケル・クーニー
出演:ジュリアン・ムーア、ジョナサン・リス・マイヤーズ、ジェフリー・デマン
   フランセス・コンロイ ほか

 


                             鑑賞日:2010年4月6日 (川崎)


『シャッター・アイランド』の公開も間近なので、
この作品を観に行くのはどうしようかと迷っていたのですが、
脚本が、『アイデンティティー』のマイケル・クーニーと知って、
「これは面白いかも?」と、喰いついてしまいました。

このジャンルの作品は昔から好きなので、
上映がはじまって、しばらくは「はい、はい。そうゆうことね。それで?」と、
ゆったり構えて観ていたのですが、
話が進むにつれ、「あれ?どういうことだ?」と、予想以上に怪しげ~な展開。

「えっ?ということは、これは・・・?!」
と、訝しむうちにストーリーは、よりダークに・・・。
「おい、おい、ちょっと待ってくれよ。て、ことは?」
「シェルターって、そういう意味だったの?」
「そうなの?ほんとにそっち系の話なの?そういうことなんだね?」
「お~、ぬぉ~~~~~~~~~!!!!!」

という展開に!
気がつけば、まさかまさかのエンディング!!!

と、まあネタバレしない範囲での感想は、以上です。

絶叫する怖さというより、魂が冷えるような怖さの映画でした。

 


最初は焦らされる度:★★★★★★
まさかのエンディング度:★★★★★★★★★★
前の座席の人が、映画の途中から咳き込みだし余計に怖くなった度:★★★★★★★★★★★
背中が痒くなってくる度:観た人次第。

総合評価:★★★☆


注意:以下は、ネタバレありの感想です。
   (映画を観た後の人は、どうぞ。)

 

 

 

 

「あなたは神を信じますか?」
そう尋ねられたら、心からイエスと答えましょう。
さもないと、とんでもなく無残な死が待っています。
・・・なんて、冗談のような怖いストーリー。

『アイデンティティー』と同じ脚本家で、
しかも解離性同一性障害、いわゆる多重人格を再び題材にしていたので、
今度はどんな話にしたのか楽しみにしていたのですが、
完成度の高さは『アイデンティティー』のほうかな。
(監督が違うのだから、当たり前だけど。)

悪くはないけど、歴史協会で昔のフィルムを見始めた辺りから、
都合よくまとめ過ぎという気も・・・。

ラストの、
一瞬ハッピーエンドかと見せかけ、実は最悪の結末が待っているあたりも、
衝撃度は『アイデンティティー』のほうがあったかな。

おそらく別テイクのエンディングがあるはず。
それが、DVDの特典映像で見られるかどうかは分かりませんが、
もし収録されていたら、見てみたいとは思いました。

『パラノーマル・アクティビティ』を、ちゃんと予算をつけて撮影すると、
こういう作品になる・・・・のかも!?



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2 コメント

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楽しい! (まさみ)
2010-04-10 10:45:04
「THIS IS IT」の評価から
ここにたどり着きました。

初めまして。

記事を読み始めたら止まらなくなりました。
楽しいです。
度々覗かせて下さい。
そして映画を観るときの
参考にさせていただきます(笑)
ありがとうございます (kona)
2010-04-11 12:06:52
まさみさん、
コメントありがとうございます。
はげみになりました。
これからも、更新していきますので、
また遊びに来てくださいね。

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