原題:GANTZ (PG-12)
2010年・日本(128分)
監督:佐藤信介
脚本:渡辺雄介
音楽:川井憲次
出演:二宮和也、松山ケンイチ、吉高由里子、本郷奏多、白石隼也
伊藤歩、田口トモロヲ、山田孝之 ほか
鑑賞日:2011年2月1日 (川崎)
鑑賞前の期待度:★★★☆
原作のコミックは未読。
総製作費40億円。
メイド・イン・ジャパンのSFアクション映画という捕らえ方で鑑賞。
期待していたのは、
予告編で見た、動く金剛力士像。
そのシーンだけでも興奮できれば、
あとは例えどんなに酷くても、許容する覚悟で観てきました。
(ハードル、低過ぎ?)
果たして・・・。
飛び散りました!!
木っ端微塵に、いろんなものが!!!
「そりゃ、PG-12の指定を受けるよ。」と、思いました。
たしかにインパクトは、ある。
全ては謎のままストーリーが展開するけれど、最後まで興味は失せなかった。
4月公開のパート2・PERFECT ANSWERへと、期待感は増しました。
キャスティングも悪くない。
登場する星人たちも個性が際立っていて、興味深い。
期待していたシーンに関しては、
金剛力士像のど迫力や、
千手観音の、情け容赦ない高速攻撃に度肝を抜かれました。
(彼らは“おこりんぼ星人”というらしい。)
のみならず、・・・なんと罰当たりな映像。
いくら星人だからとはいえ、南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏。
ファースト・デイだったので、1000円で観られたということと、
原作がコミックだという点、
およびパート1という捕らえ方で観る限りは、興奮度合いも高く、
観たことを後悔することもありませんでした。
ただ、欲をいえば、
派手派手しい割には、画に奥行きが感じられなかった気が・・・。
俳優の顔のセンター度アップも、TVドラマならOKだけど、
映画としては、どうなのだろう?
見た目も、素材も、味付けも、付け合せまでも良かったのに、
中までしっかり火が通っていなかったメイン・ディッシュ・・・といった印象。
惜しい。
出演者の頑張り度:★★★★★★★
アイテム類の完成度:★★★★★★★★★
C Gの完成度:★★★★★★★★★★★★★
スプラッター映画度:★★★★★★
もっとエッジを効かせて欲しかった度:★★★★★★★★★★★★
なんだか罰当たりな気分になる度:★★★★★★★★★★★★★★
鑑賞後の総合評価:★★★☆
観終わって、なんとなく口直しがしたくなり、
急遽『RED/レッド』を観に行ってしまいました。
余談ですが、
PG-12のこの作品を12歳以下の子供に見せるかどうかは、
もちろん、その親の判断次第。
知り合いの嵐ファンのお母さんが、
小学3年生の子供を連れて観に行く予定でいるのですが、
この作品の内容をちゃんと分かった上での判断なのか、疑問。
少なくとも、子供がまだサンタクロースを信じているようなら、
ぼくは、この映画を見せることはしないと思う。
原作未読で観賞しましたが、
冒頭から、ぐいぐい引き込まれる展開に
興奮状態でした。原作とは異なる結末に
完璧な答えが提示されるのか
非常に楽しみです。
コメント&TBありがとうございました。
ついにPERFECT ANSWERが公開されましたね。
果たして、完璧な答えが出ているのか?
楽しみです。
何事につけ、期待しすぎは禁物ですけどね。(笑)