こまわり君の伝記

住まいの専門店 コスモ住研です。お住まいの住環境に対する不便不満不快を解決する仕事をしています。

雨漏れレポート。つづき

2009年06月22日 | コスモ住研日記

善導寺T様宅。
雨漏れ改修後に思わぬことがおこった。

   雨漏れ診断書を提出する前日、雨が降っていた。
その日にはなにも異常なかったと思った部分。
次の日にも確認した部分が異常だった。
改修後に雨漏れ確認にいった私は、、目を疑った…!?

その日は瞬間の降水量が物凄く、まさにバケツをひっくり返したような雨の降り方だった。

まず小屋裏を点検して、どこから漏れているのかを確認してみることにした。
先日改修した部分からは漏れていなかった。

   ……えっ!?

改修していない部分から小屋裏に水が染み出して来ている。
なぜ?ここから漏れてくる原因はないはず!!!?
  そのとき!!

ダダダダダダダダダ・・・・・!!!

と、叩きつける音が耳に入った。
もしかして、と思い私は2階まで駆け出した。


音の正体はなんと『樋からあふれ出て滝のように流れ出た雨水。』だった。
なんと樋の奥の方、見えない部分が詰まっていたのだ。
先日の雨ではあふれ出なかった雨水。
バケツをひっくり返したような雨が降り、ようやく正体を現した。

雨が穏やかになるのをT様とお茶をしながら待った。
しばらくすると、願いが通じたのか、「狐の嫁入り」という症状がおこった。
雨の最中、晴れ始めたのだ。
すっかり雨があがってしまい、樋の開通をすることに。

グググググ!グッグッ!

         すぅ―――――――――。ザザザザザザ・・・

大量の水が流れ出した。
T様に説明をし、帰社した。

その日、樋を開通した日から雨は漏っていない。

                  雨漏れレポート1 おわり
コメント
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