善導寺T様宅。
雨漏れ改修後に思わぬことがおこった。
雨漏れ診断書を提出する前日、雨が降っていた。
その日にはなにも異常なかったと思った部分。
次の日にも確認した部分が異常だった。
改修後に雨漏れ確認にいった私は、、目を疑った…!?
その日は瞬間の降水量が物凄く、まさにバケツをひっくり返したような雨の降り方だった。
まず小屋裏を点検して、どこから漏れているのかを確認してみることにした。
先日改修した部分からは漏れていなかった。
……えっ!?
改修していない部分から小屋裏に水が染み出して来ている。
なぜ?ここから漏れてくる原因はないはず!!!?
そのとき!!
ダダダダダダダダダ・・・・・!!!
と、叩きつける音が耳に入った。
もしかして、と思い私は2階まで駆け出した。
音の正体はなんと『樋からあふれ出て滝のように流れ出た雨水。』だった。
なんと樋の奥の方、見えない部分が詰まっていたのだ。
先日の雨ではあふれ出なかった雨水。
バケツをひっくり返したような雨が降り、ようやく正体を現した。
雨が穏やかになるのをT様とお茶をしながら待った。
しばらくすると、願いが通じたのか、「狐の嫁入り」という症状がおこった。
雨の最中、晴れ始めたのだ。
すっかり雨があがってしまい、樋の開通をすることに。
グググググ!グッグッ!
すぅ―――――――――。ザザザザザザ・・・
大量の水が流れ出した。
T様に説明をし、帰社した。
その日、樋を開通した日から雨は漏っていない。
雨漏れレポート1 おわり