こまわり君の伝記

住まいの専門店 コスモ住研です。お住まいの住環境に対する不便不満不快を解決する仕事をしています。

断熱不足による結露。

2014年11月28日 | コスモ住研日記

二階室内(子供部屋)天井

結露から滴が発生し、雨漏れのようにしたたって、天井裏に落ち天井を腐らせていたようです。

天井裏に断熱材を入れ直し、腐った部分を撤去し、天井は張り替えることにしました。






二階の軒天

解体し、点検すると、



軒天の裏もまた、同じく断熱材がどこかに行ってしまっていました。

こちらも結露でしょうか…。



下地が無く固い鉄板を乗せてあるだけの簡単な造りでした。

軒天下地組み



軒天張替え完了しました。



屋根を塗装する前に、二階屋根を葺き替えることにしました。

屋根の上に屋根をかぶせるカバー工法(動画はクリック)を採用することにしました。







全体的に屋根が傷んでいます。

錆が凄いです。

二階に穴が開いている部分こそありませんが、(見えないだけでピンホールくらいはあるかもしれない)

時間の問題のようです。



葺き替えは一日で完了いたしました。

これからは雨漏れの心配しなくて生活できますね。


一階屋根部分のベランダ



ですが、折板の上に直接載せてある状態です。

これも錆が発生している状態です。

あっ!!

折板にめり込んでいる部分があります。





この部分だけ、何故かベランダと折版の間の下敷きがありませんでした。

鉄工所へ向かい対応しました。





30年以上経つとこんなことになるのか。

やはり人も家も、日頃からのメンテナンスが大切ですね。

                      つづく
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「結露か!?雨漏れか!?折板屋根の吹き替えに挑む」

2014年11月26日 | コスモ住研日記

長門石町 I様

某ハウスメーカーで建てられた築30年以上なる建物。

I様 「軒天に穴が開いているので異常がないか点検をお願いします。」

コスモファンのI様より連絡があり、久々お会いしました。

久しぶりにお会いでき、いろいろお話をいたしました。

点検を進めていくと、二階の天井も異常を発見しました。



↑天井にカビが生えていました。



↑天井をバラシて中を確認してみると、、、



↑カビが生えていた部分に、断熱材が入っていませんでした。

しかも、石膏ボードを張っておりませんでした。

近年の工事から考えると信じられない。ずさんな工事ですね。

屋根の上を調べましたが、特に異常はありませんでしたので、この天井のカビは、結露が原因ということになります。

折板葺きですので、結露気密対策は万全にしておく必要があるのですがね。

ハウスメーカーも現場まかせということですね。



↑軒天に穴が開いていました。



↑ベランダは機能していない状態ですね。。。



↑やはり、平面に並べた床板は、3年に一度くらいは塗装しないと、、、

自己管理して大事にしてほしいものです。

屋根の結露対策を行う必要性があります。

が、↓天井裏の懐がほとんどない状態ですので、



断熱材も追加することが困難な状態でした。

マホービン工法を施工するにも天井を吊ってある材(吊木)が小さくてとてもとても。。。

消去法で、天井を落として作り直す工法と、屋根の上へかぶせる工法が残りました。

I様と予算の話し合いを進め、屋根の上にかぶせる工法を施工することにしました。


                                  つづく
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先日の地震はかなりの被害がでているようですね。

2014年11月22日 | コスモ住研日記


最近では万が一が頻繁に起こっている。

長野県での地震は直下型でかなりひどいようだ。

震度6弱。

直下型であったために阪神大震災並の被害が出ている。

死者は出ていないと報道では言っているが、

倒壊した建物はどういう建物だろうか。

現在弊社で行っている耐震改修事業を行っていれば救えた建物もあったはずだ。

道路や公共事業、インフラも大事だが、国民の生活が第一ではないか。

本年度久留米市では耐震改修補助金が削減された。

耐震改修を推進して行こうと自治体が本気で考えているのか疑問に思う。

昨年度久留米市は耐震改修補助金が80万円あった。

その補助金が現在では最大50万円。

削減する国のシステムにも疑問を抱く。

補助金目当てで耐震改修を行うのは目的が違うと思うが、

もっと市民が興味、関心を抱きやすい方向性を示して欲しいものだ。

建築基準法の第一条目的でもあるように、生命財産を保護できるように。

既に建築してある建築物なのだから、建築許可をおろしている機関にも責任があるはずだと思う。

人が住む建物だ。

命を守れるものであって欲しいものだ。


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トイレ改修いたしました。

2014年11月14日 | コスモ住研日記


宮の陣町 N様邸


いよいよ最後の工事へ









↑初めのトイレはウォッシュレットが壊れ、便器も小さく、トイレットペーパーは取りづらく、

そして、15cm位の幅の(奥様もあまり使われていないという)意味のないカウンターがあり、

そしてうち開きドアという、狭く感じるトイレでした。

この限られたスペースをどうにか快適にしたい。



↑ということで、まずは敷居を撤去しました。



↑窓枠兼用でカウンターがありましたが、高さが1.1mくらいあり、ちょっと使いづらかったようです。



一度撤去し、トイレを仮復旧いたします。

今回は無理行って、このトイレの床部分を開口して、

ここから下水道のための配管や、セメント穴埋めを行いました。




↑ここの床下連絡工は極細で、200㎜×400㎜くらいしか開いていませんでした。
私の体が擦り傷を作りながらやっと通るくらいでした。



↑台所に床下点検口はあるのですが、トイレ、洗面室、浴室までくるのに、ものすごい遠回りをしなくてはいけない作りになっており、断念いたしました。
洗面室に点検口を考えましたが、床下構造上の問題と、開口スペースを取るのに微妙でした。
また、配管がたくさんありましたので、洗面室へ床下点検口を造作するのは諦めました。




↑それで、影響のないトイレを仮床下点検口といたしました。




↑敷居を撤去いたしましたので、扉の下端が10cm以上開いています。

扉は新しく作り直すことにしています。


ではお待たせいたしました。

完成披露です。














ご主人様「うわー。知らん人の家に来たごたる。ドア開けてトイレまでが遠くなって、広くなってよかねー。」

奥様「どっかのホテルに来た気分になる。便器が大きくてゆっくり座れるし、手すりもあってなんだかウキウキする。」

だそうです。とても喜んでいただけました。

以上、N様邸 工事報告完了いたします。

トイレ、快適改修、下水道接続、お見積り無料でいたします。

まずはご相談ください。0942-21-3570

メールでのお問い合わせは info@komawarikun.com


次回、「結露か!?雨漏れか!?折板屋根の吹き替えに挑む」こうご期待ください。







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ついに念願のIHクッキングヒーターがうちにも来た!

2014年11月05日 | コスモ住研日記

宮の陣の工事中間折り返し点。

本日はオール電化工事一日目。

先ずは太陽光発電の連携。

パワーコンディショナーへの接続工事を行います。



が、以前九電からは連絡が来ず、売電メーターはまだまだかかりそうです。



↑現在この状態です。


↑パワーコンディショナー設置完了


そして、キッチンのガスコンロを撤去、IHクッキングヒーターをとりつけ、

レンジフードを最新モデルに取り替えます。



先日、LIXILショールームにてお打ち合わせ致しました、

あの最新モデルです。


↑まずはお世話になったガスコンロを取り外します。

電気屋さんに200Vコンセントを設置してもらい


↑IHクッキングヒーター日立製 幅75cm 右オールメタル
設置完了




今度は掃除がしやすくなりますね。

さて、つづいて



油汚れが気になってしょうがなかった。という

レンジフードを取り外しサンウェーブのレンジフードを取り付け致します。


↑取り換え完了です。

住宅メーカーですので、やはり下地がありませんでしたので、下地工事が発生いたしましたが、

無事に完了いたしました。


吸引力が半端ないっす!!

しかも、IHクッキングヒーターと無線で連動しており、

IHを使用すると、勝手に作動する優れものです。

しかも、とっても掃除がしやすく、油切れもいいそうです。

奥様「とっても便利になって、掃除もしやすい。」

と、とっても喜んでいただきました。


さて、

トイレの改修を前に、敷居を撤去したのですが、

ここで、思わない問題が発生!!

ガーン( ̄Д ̄;!!!

敷居と思っていたものは、

コンパネを10枚くらい張り合わせたものでした。

しかも、床をつきやぶり床下へ入り込んでおりました。

住宅メーカー恐るべし。

これ自体にはまったく意味はないと思うのですが。

解体にとても苦労しました。

敷居を入れずに納められるなら、と思ったのですが、

それは構造的に不可能。

床が無いのですから。

お客様と話し合いの末、

隣の洗面室と同じ高さの敷居を入れさせていただくことにしました。

さて、初めのトイレはこんなでした。↓






次回トイレ改修致します。  つづく
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宮の陣町 N様邸~続

2014年11月05日 | コスモ住研日記

天気にも恵まれ、工事はスムーズに、かつ、予定通りに進行しています。

今回の下水道工事には、重機並びに機械等があまり使えないという

「すべて手掘り」というとてもやりがいのある現場です。

そういう中でもうちの設備屋さんは、鼻歌を歌いながら、

楽しんでお仕事をしています。

難儀な方が燃えるタイプ(笑)



さて、




まずは下水道の取り出しから。

今回はオール電化とカイテキトイレ、太陽光発電、下水道接続を同時進行していきます。




今回のN様の下水道はし尿浄化槽は東に流れ、その他雑排水は、西に流れておりました。

ですので、まずは基礎を斫り、中から取り出す作業に大変時間、労力を要しました。



まずは下水道工事、



次にし尿浄化槽に感謝をしながら、最終汲み取りをやっていきます。



なかは生活したままの状態でつなぎ変えていきます。



し尿浄化槽を埋め戻し、いよいよオール電化工事へと進んでいきます。

現在のガスボンベがある位置にエコキュートを設置いたしますので、

ガスボンベを撤去。

架台を造作いたします。



そういえば、あれ?

太陽光発電ってもう設置したんじゃないの?

売電はどうなってるの?

そう思われる方のために補足説明いたしますと、

現在、太陽光発電の受給契約、いわゆる売電メーター器の取り付けには

3週間から1か月の期間を要します。

待ちが多いときには数か月待つんだとか。。。

今回、N様との工事請負契約と太陽光発電設置工事までの

タイムラグがそんなにありませんでしたので、

太陽光発電を設置した状態での売電待ちをしている状態です。

N様、もう少々お待ちを。

次回、「ついに念願のIHクッキングヒーターがうちにも来た!」(奥様)

乞うご期待!
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