雨漏れ修繕に向かいました。
今回は徹底的に屋根をバラして点検を行います。
直感ですが、おそらく屋根のケラバ(屋切)部分に取り付けてある袖瓦か、棟瓦に原因があると思います。
↓とにかく原因を追究するべく解体します。
↑解体前、袖瓦の一部に欠けが見られます。
↑こういうのはかなり怪しいですね。
解体した瓦の裏側を確認すると、
雨がまわったであろうシミが裏側にありました。
いろいろ細かな検査をしましたが、どうやら、他の部分には漏水個所を確認できませんでした。
① 今回の雨漏れは、真上からの雨で漏っていた
② 降ってから、漏水するまで大分時差がある
③ 破損した袖瓦の部分以外に雨のシミの跡がなかった
この三点より、壁体内結露か、雨漏れに絞られました。
壁体内結露はK様のお話や、漏った条件などを考慮したところ、候補からははずれるようです。
結果、破損した袖瓦部分より雨が漏っている判断に至りました。。
それで、破損した袖瓦を新しい瓦に差し替え明日の大雨での雨漏れ点検に備えることにしました。
翌日、電話で確認をしたところ、電話の向こう側からとっても明るい声が聞こえました。
「雨、漏ってきません。ありがとうございます。」
とても嬉しい一言でした。