6月6日18時50分配信 毎日新聞
氷室冴子さん51歳(ひむろ・さえこ<本名・碓井小恵子=うすい・さえこ>作家)6日、肺がんのため死去した。葬儀は10日午前9時半、東京都新宿区早稲田町77の龍善寺。喪主は姉木根利恵子(きね・りえこ)さん。
北海道岩見沢市出身。大学在学中の77年、「さようならアルルカン」で小説ジュニア青春小説新人賞の佳作に入選してデビュー。平安時代が舞台の「なんて素敵にジャパネスク」シリーズが大ヒットし、80年代から90年代にかけて田中雅美さんらと集英社コバルト文庫で「コバルト四天王」と呼ばれ、少女小説を代表する一人として活躍した。他に「ざ・ちぇんじ!」「クララ白書」など。
「さようならアルルカン」は、小学校から中学校にあがるときに性格改善(今思えば猫かぶりをおぼえただけ)を図った私に「裏切り者」と言った友人の言葉を思い出させる心が痛む小説だった。
いつかBookCafeでも書こうと思ってたけど、四半世紀以上を経た今も心が痛すぎて紹介できないでいる。
しかも、この本絶版してるの。
捨ててないので、引越し荷物の未開封段ボール十数箱(全部書籍・雑誌)に入っているはず。
読みたいけど、探すのが億劫。
再版されないかなー。
「なんて素敵にジャパネスク」も「ざ・ちぇんじ!」も「クララ白書」も「多恵子ガール」も多感な時代に読みました。
エンターテイメントとしてはそれらの小説の方が優れている。
でも、心にひっかったまま取れないのは「さようならアルルカン」
最近やっとかぶってた猫を脱ぐことが出来るようになった気がするんだ。
そんな私は中学一年生の私に「頑張らなくていい。自分らしく生きよ」と言いたい。
小学校高学年時代に「根暗」と言われた私が本当の私なのだから。
高校生のときに、自分の欺瞞を気がつかせてくれた氷室冴子先生のご冥福を祈りたい。
そしてたくさんの感謝の気持ちを・・・。
氷室冴子さん51歳(ひむろ・さえこ<本名・碓井小恵子=うすい・さえこ>作家)6日、肺がんのため死去した。葬儀は10日午前9時半、東京都新宿区早稲田町77の龍善寺。喪主は姉木根利恵子(きね・りえこ)さん。
北海道岩見沢市出身。大学在学中の77年、「さようならアルルカン」で小説ジュニア青春小説新人賞の佳作に入選してデビュー。平安時代が舞台の「なんて素敵にジャパネスク」シリーズが大ヒットし、80年代から90年代にかけて田中雅美さんらと集英社コバルト文庫で「コバルト四天王」と呼ばれ、少女小説を代表する一人として活躍した。他に「ざ・ちぇんじ!」「クララ白書」など。
「さようならアルルカン」は、小学校から中学校にあがるときに性格改善(今思えば猫かぶりをおぼえただけ)を図った私に「裏切り者」と言った友人の言葉を思い出させる心が痛む小説だった。
いつかBookCafeでも書こうと思ってたけど、四半世紀以上を経た今も心が痛すぎて紹介できないでいる。
しかも、この本絶版してるの。
捨ててないので、引越し荷物の未開封段ボール十数箱(全部書籍・雑誌)に入っているはず。
読みたいけど、探すのが億劫。
再版されないかなー。
「なんて素敵にジャパネスク」も「ざ・ちぇんじ!」も「クララ白書」も「多恵子ガール」も多感な時代に読みました。
エンターテイメントとしてはそれらの小説の方が優れている。
でも、心にひっかったまま取れないのは「さようならアルルカン」
最近やっとかぶってた猫を脱ぐことが出来るようになった気がするんだ。
そんな私は中学一年生の私に「頑張らなくていい。自分らしく生きよ」と言いたい。
小学校高学年時代に「根暗」と言われた私が本当の私なのだから。
高校生のときに、自分の欺瞞を気がつかせてくれた氷室冴子先生のご冥福を祈りたい。
そしてたくさんの感謝の気持ちを・・・。
親しんだ世代です。
「ライジング」というコミックの原作が氷室さんで、好きだったなぁ。
今日、たまたま、会社の近くのお寺を通りかかったら、氷室冴子さんのお通夜と葬儀のご案内が出ていました。
ご冥福を心よりお祈り申し上げます。
私も中学生くらいに良く読んでいました。
コバルト文庫ジュニア小説の走りでは無かったでしょうか?
51歳・・若くして亡くなられたのですね・・
我々の世代には欠かせない作家さんですよねぇ。
もう新作を読むことは出来ないのかと思うと、ひじょうに残念です。
☆Shimakoさま☆
コバルトですよねー。
久美沙織、田中雅美、正本ノン、赤川次郎そして氷室冴子。
懐かしくも甘酸っぱい思い出の本たち。
本当に若すぎる死です。