何かテレビネタで申し訳ないのですが、静岡では木曜の深夜に朝日系列で放送されている「ナンダ」と言う番組があります。本当は、そのあとにやる「爆笑問題の検索ちゃん(ぴおん)」と言う番組を見るために、毎週起きていてたまたま目にした「ナンダ」を毎週見るようになたのですが、これが結構面白い。
 スポーツ好きなウッチャンナンチャンの南原さんが、「スポーツ」と言うテーマを掲げて繰り広げられるバラエティー番組なんですが、しばしばトップアスリートをゲストに呼んで、その裏側を真剣に暴いていったりするのです。で、今回のゲストはオリックスバッファローズの番長キヨハラ選手だったわけです。
 清原選手と言うと、以前このブログでも取り上げたことがありますがちょっとコワモテの風貌にもかかわらず、野球のことになると少年のようなさわやかさが感じられる選手と言うのが僕のイメージだったのですが、今回の放送で出てきたエピソードを聞いて、再び感心してしまいました。
 どんなエピソードかと言うと、いつもオフシーズンになるとバッティングピッチャーやバッティングキャッチャーなどのスタッフに旅行券をプレゼントし人一倍裏方のスタッフに感謝し、気を遣っていたという話を、チームメイトがしていたのです。普段週刊誌やマスコミなどに「番長」と呼ばれ、どちらかと言うと豪快なイメージを持っていた清原選手だったのですが、後ろではそんな細やかな気を遣っていたのです。ここまでは、まあ、よくあることかもしれませんが、僕が凄いと思ったのは、清原選手は、そういったこまやかな心遣いをしていることを、普段おくびにも出さないことです。
 世の中、いいことをしたり、立派なことをしたりしている人はたくさんいますが、そんな立派なことをしている人の中でも「私は立派なことをしていますオーラ」を出している人がいっぱいいます。要はかっこつけたい人ばっかりなのです。「いい事している」かどうかはそれを見た他人が判断すればよいこと。自ら「いい事してますよ」とアピールすることはないのです。
 普段自分もついついその「アピール」をやってしまいがちな自分に対して清原選手のエピソードはとてもよいお手本になりました。


乱文にて・・・


コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )