あわら病院ブログ

国立病院機構あわら病院のブログです。
重症心身障がい、神経・血液・免疫等の難病、老年を専門として頑張っています。

今更ですが年末年始の思い出を。その2:大晦日と新年の行事食

2018-01-25 17:57:27 | <季節の献立>
先ほどの忘年会の記事に続き、年末年始の行事食の話題をお届けします。
こちらは、掲載タイミングをつかみ損ねた感はまだ薄い…でしょうか?
 
年が変わってひと月経ち、少し落ち着いたころ。お正月気分も遠くなり、むしろ節分やバレンタインデーのセールでショッピングセンターがにぎわっている今日この頃ですが、ここで年末年始を振り返るのも乙なものかと…(苦しい…)
 
では、どうぞ!
 
 
12月最後の行事食
 
2017年12月31日(土)、大晦日に、栄養管理室から1年最後の行事食となる「年越しそば」をご用意しました。
大晦日に蕎麦を食べる習慣は江戸時代から定着したそうです。除夜の鐘を聞きながら蕎麦を食べるのは風流ではありますが、年越し蕎麦には「今年の不運を断ち切る」、「新しい年に向けて願いを込める」という由来があることから、「食べるタイミングは年が明ける前であればいつでも良い」といった説もあるそうです。今回はこのような豆知識を掲載した手作りカードを添えました。
 
《 年越しそば 》
 
《 行事食カード 》



お正月の行事食

2018年最初の行事食には、1月1日(月)から3日(水)にかけて正月料理をご用意いたしました。
お正月の雰囲気を演出しようと、元日にはカードやランチョンマットのほか、栄養管理室スタッフ一同が心を込めて作製した折鶴を添えてみました。
新年を病院で迎える皆さんからの「とても美味しかったです。」というお声も頂戴しました!
おせち料理を楽しんでいただけたと思います。

《千枚漬けと伊達巻の祝い盛合せ 》
 
《 鰤の照焼き、数の子と紅白蒲鉾 》

《くわい松笠の煮〆、卵豆腐ゆり根添え 》

《 丹波黒豆 》 

《 山吹市松模様の蒲鉾 》

《八幡巻き》

《 散らし寿司 》
  

 

1月7日の行事食

1月7日(日)の人日の節句の夕食に、七草粥をご提供しました。
『せり・なずな・ごぎょう・はこべら・ほとけのざ・すずな・すずしろ』
 いずれも前年に芽吹き、緑の葉をつけて年を越す、越年草です。厳しい冬をたくましく育つ若葉の英気をいただき無病息災を願う、という意味が込められています。また、おせち料理で疲れた胃を休め、不足しがちな栄養を補う効能がある、とされています。胃にやさしいお粥にして食べるのには、昔の人の知恵が感じられますね。
 
《 七草粥 》

《 行事食カード 》



栄養管理室では、今後も美味しい行事食の提供に努め、多くの患者さんに「食」を通して季節の訪れを感じていただければと思います。
 
 
(栄養管理室N /O)
 


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