国語屋稼業の戯言

国語の記事、多数あり。国語屋を営むこと三〇余年。趣味記事(手品)多し。

蓋然性合理主義の正論

2018-08-08 15:00:00 | 戯言
UNISON SQUARE GARDEN「シュガーソングとビターステップ」LIVE MUSIC VIDEO




  
蓋然性合理主義の正論に揉まれて 僕らの音楽は道具に成り下がる?
こっちを向いてよ背を向けないでよ それは正論にならないけど



上記の意味がよくわからなかったので、意味を考えてみた。

歌詞の解釈だから人それぞれでいいので、私の解釈が絶対ではないし、こればかしは私自身自信がないのだ。

さて、言い訳もしたし、解釈をしていこうか。

私が気になったのは「正論」である。

「蓋然性合理主義」は正論で「こっちを向いてよ背を向けないでよ」は正論じゃないのだ

なのでこんな感じだろうか。


「客観的にそうなるかもしれないし、そうならないかもしれないという理屈にあった考え方ばかりで見られると、僕らの音楽は道具になるかもしれないしならないかもしれないと言われてしまい、何かのための、音楽そのものでない道具にすぎないものになってしまうの?

僕らの音楽に向き合ってよ僕らの音楽に背をむけないでよという言葉は主観的、独善的で正論にならないけど」


んー、言葉にしようものなら稚拙を極まれりってやつだな

・・・・・・・・・追記1・・・・・・・・・・
「音楽そのものでない道具にすぎないものになってしまう」のは何故かが気になる人はするどい。「音楽は道具になるかもしれないしならないかもしれない」のなら五分五分に思えるもんね。

ここで「蓋然性合理主義」に関心をもてた君に「悪貨は良貨を駆逐する」という言葉を調べてほしい。せっかく大人向きの言葉に関心をもったのだから、ついでに知っておいてもいいと思うんだ。

・・・・・・追記2・・・・・・
結局、この曲は道具になりさがったのか、なりさがらなかったのか。
ここを見ている君はBGMとしてもエンディングテーマ曲(血界戦線、面白かったね)としても消費したんじゃない。わざわざネットで調べてみようと思ったわけだ。

しかも、宿題でもないのに(そのはずだよね)。

おめでとう、君はこの曲を道具にすぎないものから救ったのだ。




コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 8月12日 | トップ | クーラー »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

戯言」カテゴリの最新記事