●ある敬愛するマジシャンから百回は見せたマジックをした方が良いと言われてしまった。
●まあ、マジック歴が長いから百回見せているマジックが思われてしまったのであろうが、実は少ない。
いや、ないか。
飽き性なのである。これって致命的?
●20年以上昔のことだが、国語表現の練習で現象を簡潔に記せという問題で(模範解答は『カードマジック入門事典』だったか)5人一組の班にビジターを見せまくった時期がある。
あれは百回近くしたかもしれないが、もう、20年は演じていないし。
●あと、百回近く演じているのはジュエルスファンタジーだが、横に広い八人の方に見せられるような演じ方はしたことがないので、初心者も同然。
●わたしという国語屋として詳しく知っている方に相談する。
相談すると言っても一方的にメールを送り、可か不可かを聞いているだけなのだが、この方は信頼できる。
●なにせお高い道具の購入を理由をつけてたしなめて買わないように説得してくだったのだ。
自社で扱っている商品にもかかわらずである。
お高い商品なのでお店の売り上げになるというのにである。
●わたしは国語屋であってもどちらかというと読解屋である。
一般にイメージできないタイプの国語屋である。
●なもんで国語屋ネタも一般のイメージとは違うやもしれぬ。
漢字嫌い、暗記嫌いなのである。
古文の助動詞も理論的に教えるタイプなのである。
暗記してもらうべきところはあきらめて暗記してもらうけどな。
●国語屋ネタはいまのところ二つ。個人的には満足。盲点と言えば、盲点。
あと、一つ国語屋ネタを考えたい。
●ラストのマジックは二十回以上、見せたネタを混ぜたよ。百回はいかなくてもね。
ただし、新品。ちょっと改良されている。
●国語屋ネタもついたし。これをオチにしようかと。
ただし、オチにするには地味ぃ。