●私の中ではマジックをする人はレベル別に言うと以下のようなイメージになる。
入門者(生まれて初めて手品をする人)
初心者(入門者を経てマジックを続け、趣味ないし仕事にする可能性がある人)
初級者(多少、手品のための技術を覚え始めた人。手品が楽しくて仕方がない頃でもある)
さて、今回は初級者用である。私は永遠の初級者なのである(まぁ、片足を中級者に突っ込んでいる面はある)。
ただし、この作品は中上級者が知っていて損はない。むしろ、マジックをやっている人には全員で共有してもらいたいくらいの作品である。
んー、強く言いすぎたか。
まあ、私が強く出たのは下の現象説明を見てほしい。
・・・・・・・・・・引用開始・・・・・・・・・・・・・・
★ノーセット・オープナー
<第1段>観客の選んだカードが的中します!
<第2段>観客に1枚選んでもらったら、マジシャンはデックの下、上、中央のそれぞれから1枚ずつ、エースを取り出します。選ばれたカードを見てみると、それが4枚目のエースなのです!
・・・・・・・・・(mMLのHPより引用終了)・・・・・・・
●上↑に紹介されている『ノーセット・オープナー』はmonthly Magic Lesson DVD VoL193に載っている作品であるが、マジックをしている人ならおいしそうな作品であることが分かるだろう。。
●完璧に演じるにはまだまだのレベルだが(何事も完璧というのは困難なのだ)、昨日練習をし、明日、他人様に演じられる程度になったマジックである。実際は昨日練習して今日見せる予定だったが、マジックを趣味とする友人のお子様が発熱したので、万が一に備え、今日の予定はなくなったのである。
あ。友人のお子様はコロナではなかった(らしい)。なもんで、明日、マジックを趣味とする友人と会う予定である。
●以下に私が優れていると思う点をまとめておく。ポイントは「私が」ね(予防線)。
●まずは「短期間で」できるところである。私のようなヘタレが数時間あれば練習込みでできるようになるのである。
●上と同じだが、混乱するところが少ない。次に何が起きるかをイメージできれば間違えない。このあたり、mMLの教材なので冊子もついており、チェックもしやすい。
●使う技法が易しい。むろん、完璧に行うのは難しいが。このあたり、mMLの教材なのでゆうきとも氏の演技を参考にできるのは大きい。
●セット不要な点であるマジックである。セット不要なので、借りたデックでできるし、好みはわかれるものの観客にシャッフルさせることもできる。
●適度な長さである。カード当て2つでエースの出現である。クライマックスもあり、程よい。
●出現したエースを活用できる。先の項目と矛盾するが、もっと演じたくなったり、演じざるをえないことがあったりする場合もあろう。初級者以上だと4枚のエースだけでマジックはできるのである。ちなみにmMLの193ではデックを利用した「イージー・エーセス」という「ノーセット・オープナー」に続けて演じられる作品が紹介している。
●例外的事態が発生したときにも対応した解説がされている。このあたりは、ゆうきとも氏のmMLならではである。
●この作品を明日、演じるのが楽しみなのである。
皆様と共有したく、ご紹介させていただいた。