カフェラテを飲みながら想う事

大好きな綾野剛さんのこと、出演作品のことなどを中心に
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ファン歴2年のまだまだ新参者です。

「シャニダールの花」を観ました。

2016-02-24 | 綾野剛さん映画



鼻と鼻を、こすり合わせるだけのキス。 ステキでした。


「シャニダールの花」

監督:石井岳龍
大瀧:綾野剛
響子:黒木華
※ネタバレあります。


この作品、
ずい分前に、一度観ています。

その時の感想と言えば、、「・・・よくわからん」
でしたので、ブログにもUPしませんでした(笑)


今回は、「ソレダケ that's it」の監督という
先入観だけを頼りに、再度観てみました。

やっぱり、、「・・・よくわからん?」(笑)


でも、石井作品は、「ソレダケ」の時に思ったんですが、
よくわからなくてもいいみたい。 → ほんとかよ?

作品の世界に入り込みながら、
ああでもない、こうでもない、と考えを巡らすこと自体が
ちょー面白い!


自分的にはね。


なので、2回目の今回、
「ソレダケ」流に観てみたら、すっごく面白かったです

難しい感想は置いといて、
感じたことだけ、記事に残しておきたいと思います。


まず、大瀧(綾野さん)のナレーションから、始まります。


“恐竜が、栄華を誇っていた時、
 彼らに食い荒らされた植物たちは、
 絶滅を逃れるために、花を生んだという説がある。

 花と種で小型化し、分散化した植物の進化は、
 恐竜のエサを激減させ、
 ついに、彼らを絶滅に追い込んだ。

 花が、恐竜を滅ぼしたのだ。”



人間が、この世に存在するはるか前から、
花は、恐竜を滅ぼすくらいの
力を持っていた・・・

と考えると、
それにとりつかれた響子と、
響子を深く愛する大瀧の、運命が、花によって狂わされたことも
理解できました。



シャニダール研究所で働く、大滝と響子。
いつしか、惹かれあるようになります。

胸に花を宿した検体患者を管理する施設「シャニダール」
花の切除によって、何人もの犠牲者が出始めました。
危機感を募らせる2人。

そんな折、響子自身の胸にも「花」が。。。

花の魅力に取りつかれた響子。
花を切除せず、咲かせ続けることを決意するんですけど、
それは、命の危険を伴います。

反対する大瀧の前から、姿を消す響子。

その響子の胸から採取された種が、
大瀧のもとに届けられ、
大瀧は、死にもの狂いで、響子の居所を突きとめます。

昏睡状態となった響子の姿をみて、
彼女を助けるために、
まち中の花を、採取して回ります(この辺から、また分からなくなりました)



そうして、大瀧も、徐々に、花に取りつかれ、魅せられてしまいます。

ここに出てくる「花」は、
強さ、魔力のようなものの、象徴のような気がしました。

恐竜を滅ぼした・・・という説がある花。


オープニングと、エンディングに、
美しくも不気味な花が登場します。

そして、力強いシンセギター(?)の音が響きます。
石井岳龍作品の特徴?でしょうか?
すっごくかっこいい音でした。

まるで、音と共に、「花」が、人の心に侵食していくような、
そんな響きを、感じました。

この作品にとっての「花」
それは、花の持つ魔力に魅せられていく、
人類を滅ぼそうとしている、存在そのものかもしれません。

が、、やっぱ、、よくわかりませんでした(笑)


今回、大瀧役の綾野さん。
とにかくクールでステキでした。

公開当時のツイートをみると、
萌え死にすると(笑)

ええ、ええ、
わかりますとも。




この白衣、
綾野さんのために作られた、特注だそうです。
すっごく似合っていますね!





「シャニダールの花」の綾野さん。

クールな中に、愛する人を想う苦悩が
痛々しいくらいに、滲みでていました。
クールビューティという言葉がピッタリかも。

主演なので、出ずっぱり。
贅沢な作品です。


綾野さんは、私にとって、花そのものでしたw


ながながとスミマセン。
最後まで、お読み下さり
ありがとうございます。 

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