天然酵母パンの店 パパゲーナ

2011年11月に閉店いたしました。
14年間、本当にこころからありがとうございました。

あったか~い!

2014-11-04 10:15:47 | 日記
ここ数日は初冬らしく朝晩かなり冷え込むようになりました。
篠山は関西でもとても寒い地方です。
しかも私の住んでいる地域はその篠山でも一番寒いと言われているところです。
11月末には外のバケツの水が一晩で1センチ厚さに凍ります。

9月に軽井沢で個人で手作りされている方の薪ストーブを据えました。
ロケットストーブ式でとても燃費がよく、オーブンがついているため、ケーキやパンなども焼ける優れものです。
今は、ほとんどガスを使う事無くこの薪ストーブで料理をしています。

気密性のない古民家で冬暖かく過ごすには薪ストーブは必須と思い、私のライフスタイルにあったもの探しました。
あっさりと『これ!』というのが見つかり、わざわざ遠くまで運んで設置してもらいました。
一点一点丁寧に手作りされているストーブです。
その割りにはとても良心的な価格です。
無理な相談にも快く応じてくれて、低価格で高機能なストーブを手に入れることが出来ました。
作り手の顔が見えるものを日常に取り入れられることは喜びとなり心を豊かにしてくれます。

その薪ストーブとセットで最近毎日使っているのが、昔の炭行火(すみあんか)です。
この家の庭の隅に捨てられていたものです。
現代人の私は何に使うかわからなかったけど、何かとても質の良いものとの感じは見て取れたので捨てずにとっておきました。

寒くなって薪ストーブを使うようになって、こたつも欲しいねということになり、
母の幼い時の記憶を頼りにストーブから出た炭を入れて恐る恐る使ってみました。

すると、ものすごく気持ちの良いあたたかさなのです。
よく見てみると、とても機能的に作られていて、熱量も充分でとげとげしないやさしいあたたかさです。
炭行火だけ単独で使うと炭熾しが大変なので、面倒で使わなくなりそうだけど、
薪ストーブとセットだったら手間要らずなので、日常使いが苦になりません。
もう、本当に気持ちがよくて一度使ったら手放せません。
それに、薪ストーブを早めに火を落として炭行火に移行すれば、燃料の節約にもなります。
頭寒足熱で体にも良さそうです。

今度は七輪を上手に使えるようになりたいなと思っています。
薪ストーブを一つ据えることで、日常がガラッと変わります。
理想の暮らしにまた一歩近づきました。
うれしいです。


机の下に行火を置いて、


その上に熱に強い羊毛の毛布をかけて入ります。