続強子の部屋

思いつくまま、気の向くまま、書いています。

七夕の思い出

2019-07-07 17:46:42 | 懐かしい
もう9年前になります。夫は緩和ケアの病棟にいました。

聖隷佐倉市民病院です。先生、看護科長さん、看護師さん、介護士さん、

皆さんにとても良くしていただきました。

2010年の7月6日に入院していた患者さんを印旛沼の見える

ホールで七夕祭りをしてくださいました。

それぞれ短冊にお願い事を書いて笹の葉に結びました。

栄養科の方々の心づくしのゼリーをいただきました。

柔らかなゼリーに色とりどりの小さなアザランが飾られて

天の川のようでした。患者さんたちは、綺麗と喜んでいました。

夫は、美味しいと言って、私のも食べました。

あまり体調の良くない人はすぐ病室にもどっていましたが。

夫はとても元気で、みんなを代表するつもりで、看護師さん

皆さんこのような会を開いてくださって有り難うと挨拶しました。

私たち家族はとてもうれしかったです。

記念の写真も撮ってくださいました。

8月にこのホールから印旛沼の花火が見られますよ、と先生が

おっしゃいました。夫は友達に来て貰おうと言っていましたが、

12日後に旅立ってしまいました。

一年後に 偲ぶ会 をしてくださり、家族の方々とお会いしました。

みんな笑ってあの頃の話ができました。有り難かったです。

先生のチェロとフルート薬剤師の方ピアノの演奏もありました。

私はこのような病院で最期を迎えさせていただきたいと思っています。

その時の科長さんが今長岡の病院にいらっしゃる事が、NHKのテレビで

知りました。素敵な方でした。








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