ゆらぎつつゆく

添島揺之歌集。ツイッター感覚で毎日つぶやきます。色調主義とコラボ。

日没の時間

2018-05-18 03:31:32 | 絵画


アレクサンダー・ヘルウィグ・ワイアント(1836-1892)、アメリカ。


立木の向こうに日が沈もうとしている。

夜のきざしが漂う中、昼の勢力がまだ空を領している。

一日の終わりが安らぎに収束される中で、人々はいつも夕日に見とれるのだ。

この世界はなんと美しいのだろうと、思う。

何もかもがある。


ゆふばえにうれひうすれて見る空のかなたにおはすふしぎなるもの    揺之





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