ゆらぎつつゆく

添島揺之歌集。ツイッター感覚で毎日つぶやきます。色調主義とコラボ。

夜明け

2018-07-24 03:23:10 | 絵画


ラルフ・アルバート・ブレイクロック(1847-1919)、アメリカ。


夜明けというが、なにか悲しみが漂っている。
時代が暗い方向に傾いているからだろうか。
画家の生きていた時代は、人類の暗闇の時代だった。
ほとんどすべての人間が、エゴを実行するために生きていた。
そんな嵐のような時代では、夜明けを迎えることは、また今日もつらい日が始まるのだと、そういう悲しみに染まるのだろう。


あかつきはうれひに満ちて空は晴れけふ一日の重き荷を知る    揺之





この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 隣室に | トップ | とほき日を長き憂き世にひた... »
最新の画像もっと見る

絵画」カテゴリの最新記事