ゆらぎつつゆく

添島揺之歌集。ツイッター感覚で毎日つぶやきます。色調主義とコラボ。

古新聞!

2018-06-25 03:28:26 | 資料

今日は啄木である。


古新聞!
おやここにおれの歌の事を賞めて書いてあり、
二三行なれど。


報いの少なすぎた彼の人生のおいては、この程度のことが光だったのか。

本物はこういう仕打ちを受ける時代だった。今もそうだが。

何もかもが嘘に流れていく世の中で、本物の詩人が生きていくのは至難の業なのだ。


平気にてうそいつはりをいふ人の長きわらひを見つつ苦しむ    揺之





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